「冷房で膝が痛む」
「夏場の膝の痛みを楽にしたい」
「クーラーを入れて寝ると夜中に膝が痛む」
もし、膝の痛みでお困りがあるようでしたら、
この度のブログが解消のお役に立てるかもしれません。
お手隙の際に、ぜひ一度ご覧ください。
◯はじめに
こんにちは。愛媛県西条市でいしだ鍼灸整骨院を開業しています、院長の石田将太郎です。
夏の到来とともに、多くの方が膝の痛みに悩まされることをご存知でしょうか?
特に普段から膝に負担を抱えている方にとって、猛暑は大敵です。
膝の痛みは日常生活に大きな影響を与え、外出を控えたり、
楽しみにしていた活動を諦めたりすることもあるでしょう。
「なぜ暑くなると膝が痛むの?」「この痛みをどうにかできないの?」
そんな不安や疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
また最近では、患者さんから「夏になると膝が痛くて、孫と遊ぶのも辛いんです」という相談を受けました。
その方の悔しそうな表情は今でも忘れません。
でも、ご安心ください。適切な対策を知り、実践することで、猛暑による膝の痛みを軽減し、
快適に過ごすことは可能なのです。
この度のブログでは、夏の膝痛の原因やメカニズムを解説します。
さらに、日々できるストレッチや生活習慣の改善方法をご紹介します。
これらの知識と実践方法を身につけることで、あなたも痛みに悩まされることなく、
夏を楽しく過ごせるようになるはずです。
一緒に、健康で活動的な夏を迎える準備をしていきましょう。
◯夏の膝痛の原因とそのメカニズム
夏になると膝が痛むのはなぜでしょうか?
その原因とメカニズムについて、詳しく解説していきます。
まず、気温の上昇による体内の変化が大きな要因です。
暑さで体が温まると、血管が拡張し、血流が増加します。これにより、普段は気にならない程度の炎症が、
さらに悪化しやすくなります。特に変形性膝関節症や関節リウマチの持病がある方は、
この影響を強く受けやすい傾向にあります。
また、暑さによる体液バランスの乱れも見逃せません。
汗をかくことで体内の水分が失われ、関節液の粘性が高まります。これにより、関節の潤滑機能が低下し、
摩擦が増加して痛みを引き起こすと言われています。
さらに、夏特有の生活習慣の変化も膝痛を悪化させる原因となります。
例えば、冷房の効いた室内と屋外の温度差による急激な体温変化は、筋肉や関節に負担をかけます。
また、夏バテによる運動不足は、筋力低下を招き、膝への負担を増大させてしまいます。
私の治療院では、「夏になると膝が腫れて痛む」という訴えをよく耳にします。
ある患者さんは、「毎年夏になると膝が痛くて歩くのも辛いんです。でも原因がわからなくて…」と、不安そうに話されていました。
この方の場合、気温上昇による炎症の悪化と、エアコンの使用による温度変化が主な原因でした。
このように、夏の膝痛には複合的な要因が絡み合っています。
気温上昇、体液バランスの変化、生活習慣の変化など、様々な要因が重なり合って症状を引き起こすのです。
これらの原因を理解することで、より効果的な対策を講じることができます。
◯膝痛を軽減するための日々できるストレッチ
夏の膝痛を軽減するためには、日常的に適切なストレッチを継続することがとても効果的です。
ここでは、誰でも簡単に実践できる3つのストレッチをご紹介します。
これらを日常的に行うことで、膝周りの筋肉をほぐし、柔軟性を高め、痛みの軽減につながります。
①大腿四頭筋のストレッチ
立った状態で、片方の足を後ろに曲げ、かかとをお尻に近づけます。
(右図のように座った状態でも可能です)
手で足首をつかみ、ゆっくりと20秒間保持します。この時、膝が前に出ないように注意しましょう。
左右の脚で3セットずつ行います。
このストレッチは、太ももの前側から膝の前面の筋肉をほぐし、関節の可動域を広げる効果があります。
②ハムストリングスのストレッチ
椅子に浅く腰掛け、片方の脚をまっすぐ前に伸ばします。
つま先を天井に向け、背すじをピンっと伸ばしたまま、上半身をゆっくりと前に倒していきます。
太ももの裏に心地よい張りを感じる位置で20秒間保持します。
こちらも左右の脚で3セットずつ行います。
このストレッチは、膝の裏側の筋肉をほぐし、膝関節の安定性を高めます。
(右図はタオルを使った方法です。寝転んだ状態で行えます)
③カーフレイズ(かかと上げ運動)
壁に手をつき、つま先立ちになります。
そこから、かかとを上げ下げする動作を20回繰り返します。両脚同時に3セット行いましょう。
このエクササイズは、ふくらはぎの筋肉を強化し、膝への負担を軽減する効果があります。
当院へ来られる患者さんの中には、「ストレッチなんて面倒くさい」と最初は敬遠する方もおられました。
しかし、「朝のコーヒーを飲む時間に合わせてストレッチをする」など、日常生活に組み込む工夫をすることで、
継続的に実践できるようになった方が多くいらっしゃいます。
ある60代の女性患者さんは「毎日5分のストレッチを始めてから、膝の痛みが半分以下になりました。
今では孫と公園で遊ぶのが楽しみになりましたよ」と笑顔でお話くださっています。
これらのストレッチは、猛暑による膝痛対策としても効果的ですが、
同時に膝の健康状態を長期的にいしする上でも重要です。
ただし、激しい痛みがある場合や、持病をお持ちの方は、必ず医師や専門家に相談してから始めるようにしてください。
◯膝に優しい生活習慣の取り入れ方
膝の痛みを軽減し、快適な夏を過ごすためには、ストレッチだけでなく、日常生活での工夫も重要です。
ここでは、膝に優しい生活習慣をいくつかご紹介します。
これらを意識的に取り入れることで、猛暑による膝への負担を軽減し、長期的な膝の健康維持にもつながります。
1.適切な水分補給
先ほど説明したように、脱水は関節液の粘性を高め、膝痛を悪化させる原因となります。
特に夏場は汗をかきやすいため、意識的に水分を摂取することが大切です。
水やお茶をこまめに飲むように心がけましょう。
体格にもよりますが、1日に1.2〜2リットルを目安に、のどが乾く前に水分を補給することがポイントです。
2.体重管理
角の体重超過は膝への負担を増大させます。
特に夏場は、冷たい飲み物やアイスクリームなどの高カロリー食品を摂りがちです。
バランスの取れた食事を心がけ、適正体重の維持に努めましょう。
例えば、糖分の多い飲み物の代わりに冷たい麦茶を飲むなど、小さな工夫から始めてみてはいかがでしょうか。
3.適度な運動
夏バテによる運動不足は筋力低下を招き、膝への負担を増やします。しかし、猛暑の中で激しい運動は逆効果です。
涼しい時間帯にウォーキングや水中歩行など、膝に優しい運動を行いましょう。
例えば、早朝や夕方の涼しい時間帯に、近所を15分程度歩くことから始めてみるのもいいでしょう。
4.温度管理
急激な温度変化は膝に負担をかけます。外出時は日傘や帽子を使用し、直射日光を避けましょう。
また、冷房の効いた室内と屋外の温度差にも注意が必要です。
エアコンの設定温度を、外気温との差が5〜6度程度になるように調整することがおすすめです。
5.適切な靴選び
夏場はサンダルなど、サポート性の低い靴を履きがちです。しかし、これらは膝への負担を増やす原因となります。
ある程度のクッション性があり、足のアーチをサポートする靴を選ぶようにしましょう。
特に長時間歩く時は、スニーカーなどの安定した靴を履くことをおすすめします。
また、屋外での洗濯物干しの時のように、高いところに向けて多少なりとも「伸び」をするような場合にも、
同様のことが言えます。
当院に通われている70代の男性患者さんは、これらの生活習慣の改善に取り組んだ結果、
「去年の夏は膝が痛くて外出もままならなかったのに、今年は毎朝散歩を楽しめるようになった」
さらには、「休んでいたグランドゴルフにも行けるようになりました」と喜んでおられました。
このように、日々の小さな心がけが、大きな変化をもたらします。
一度にすべてを実践するのは難しいかもしれません。まずは自分にとって取り入れやすいものから始め、
徐々に習慣化していくことをおすすめします。
◯まとめ
猛暑による膝の痛みは、多くの方を悩ませる問題です。
しかし、ここまで見てきたように、適切な対策を講じることで、その痛みを軽減し、
快適な夏を過ごすことは十分に可能です。
そのためにはまず、夏の膝痛の原因を理解することが重要です。
気温上昇による体内環境の変化、体液バランスの崩れ、そして夏特有の生活習慣の変化が複合的に作用して、
膝の痛みを引き起こすことをお伝えしました。
これらの原因に対処するためには、日々のストレッチが効果的です。
大腿四頭筋やハムストリングスのストレッチ、カーフレイズなどの簡単なエクササイズを継続的に行うことで、
膝周りの筋肉をほぐし、柔軟性を高めることができます。
さらに、膝に優しい生活習慣を取り入れることも大切です。
適切な水分補給、体重管理、適度な運動、温度管理、そして適切な靴選びなど、日常生活での小さな工夫が、
長期的な膝の健康維持につながります。
しかし、個人によって症状や原因は異なります。ここで紹介した方法を試しても改善が見られない場合や、
激しい痛みが続く場合は、専門家による適切な診断と治療が必要です。
お近くでお困りになられているようであれば、遠慮なく当院へご相談ください。
いしだ鍼灸整骨院では、患者さん一人ひとりの状態に合わせた丁寧な治療と、適切な通院管理、
そして、日常生活でのアドバイスを提供しています。
膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
あなたの笑顔あふれる、健康的な夏のお手伝いをさせていただきます。
暑い夏こそ、膝のケアに気を配り、痛みに負けない身体作りづくりを心がけましょう。
適切な対処と少しの工夫で、あなたも快適な夏を過ごせるはずです。
◯無料相談が可能です
・当院ではLINEから個別の相談を24時間受付けております。
↓ ↓
お友達追加をしていただき、お気軽にご利用ください。
「このような症状ですが良くなりますか?」
「病院では◯◯と言われましたが治療できますか?」
「最近◯◯がしにくいのですが原因がわかりますか?」
例えばこのようにメッセージをください。
どんなに些細なお悩みでも大丈夫ですよ。
・ネット予約はこちらからどうぞ
↓ ↓
https://ishida-saijo.com/webyoyaku
24時間対応していますが、当日のご予約はお電話にてお願いいたします。
↓↓
TEL:0898-64-2633
◯患者さんの声も紹介していますので、関連記事も合わせてご覧ください。
【西条市で左膝の痛みの改善事例】膝の水が溜まらなくなって、念願のコンサートにも行けました!横歩きもできない…左膝の痛みの改善をスムーズにさせた、ある取り組みをご紹介します。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 石田将太郎)