だるい…食欲がない…それって夏バテ?梅雨明けから増えています【愛媛県西条市|いしだ鍼灸整骨院|スタッフブログ(R7.7/8)】

◯はじめに

 

こんにちは。

いしだ鍼灸整骨院アシスタントスタッフの亀岡です。

前回は「熱中症」についてお伝えしましたが、今回は“夏バテ”のお話です。

 

ここ最近、院長との会話の中でも「今年は夏バテ気味の人が本当に多いね」という話がよく出ます。

実際に患者さんからも「体がだるい」「朝から何も食べられなくて…」といったご相談が増えています。

 

今年の梅雨は例年よりも短く、梅雨明けとともに急に気温が上がったことで、

まだ体が暑さに慣れないうちに夏バテの症状が出てしまった方も多い印象です。

 

実は私自身も、最近ちょっと食欲が落ち気味で…。

冷たいものばかり欲しくなり、食事の支度もつい億劫に感じてしまう日があります。

 

「疲れが取れにくい」

「なんとなく毎日がしんどい…」

「夜中に目が覚める」

 

そんなふうに感じている方は、もしかすると夏バテの初期サインかもしれません。

今回は、夏バテについて、私自身の体験や患者さんのお声も交えてお伝えしていきます。

 

 

◯意外と知らない?夏バテの正体と主な症状

 

「夏バテ」と聞くと、“暑さに負けているだけ”と思われがちですが、

実際には、体温調整や内臓の働きがうまくいかなくなっている状態のことを言うようです。

 

院長からは「症状が1週間以上続いたら、夏バテと考えていい」と教わりました。

食欲がない、寝ても疲れが取れない、夜中に目が覚めるようになった、体が重だるい…。

そんな状態が数日〜1週間以上続いている場合は、夏バテのサインかもしれません。

 

また、「熱中症と夏バテって何が違うの?」という声もよく聞かれます。

熱中症は、短時間で体温が急上昇し、めまいやふらつき、吐き気などを引き起こす緊急性のある症状です。

 

一方夏バテは、暑さによる消耗だけでなく、冷房による冷えや、

冷たいものの摂りすぎによる内臓の機能低下、寝不足などの負担も重なり、

体が徐々に弱っていく状態です。

 

症状が似ていて見分けがつきにくい部分もありますが、どちらも「早めの対策が大切」と院長は話しています。

 

60代の患者さんからは、

「夜は冷房をつけたまま寝ているから、朝起きたら体が重くて動きたくない」といったお声がありました。

また、「毎年夏はバテるけど、今年は早かった」と話される方もおられます。

 

私自身も朝ごはんが食べられない日があり、飲み物だけで済ませてしまうこともあります。

こういった小さな変化も、体からのサインかもしれません。

 

◯夏バテは予防が大切!毎日できる3つの対策

 

夏バテは、ちょっとした工夫で防げることも多いです。

私自身が意識している対策を3つご紹介させていただきます。

 

温かいものを1日1回はとる

最近は、お味噌汁や温かいスープ・白湯を朝に飲むようにしています。

それだけでも胃の調子が違う気がするんです。

冷たいものばかりになると、体が芯から冷えて、余計に疲れが残りやすいと感じます。

 

寝る前のスマホ時間を減らす

院長から「寝る直前のスマホは眠りを浅くする原因になる」と聞き、

今は布団に入ったらスマホを見ずに、本やアロマでリラックスするようにしています。

 

カーディガンやひざ掛けで冷え対策を

院内は快適な温度に保たれていますが、長時間座っていると足元から冷えを感じることがあります。

私はカーディガンを羽織ったり、なるべくこまめに立ち上がって体を冷やさないようにしています。

 

小さな工夫でも、冷え方や疲れの残り方が違うなと実感しています。

 

 

◯整骨院でできる夏バテケアとは?

 

実は整骨院でも、夏バテによる体のだるさや疲れ、寝つきの悪さといった不調に対して、

サポートできることがあります。

 

当院では、院長先生の手技によって体の歪みやアンバランスを整え、深い呼吸が伴うように、

そして、心身ともにリラックスできる状態へと導きます。

 

また、鍼治療や微弱電流療法によって血流や自律神経の調整を行い、自己回復力を高めるお手伝いをしています。

 

先日来られた50代の女性の患者さんは、

「最近どうもやる気が出なくて、何をするにも億劫で…」とおっしゃっていましたが、

施術後には「体が軽くなったらお腹が空いてきた!」と笑顔で帰られました。

 

体のバランスが整ってくると、肩や首のこわばりが取れて息がしやすくなったり、

寝つきが良くなる方もいらっしゃいます。

 

また、夏バテのケアには、整体で体の歪みを整えること以外にも

内科で体質に合った漢方薬を処方してもらうといった方法もあります。

 

「なんとなくしんどい…」という段階でも、体の状態に合わせてできることはたくさんあります。

不調を我慢せず、どうぞお気軽にご相談くださいね。

 

 

◯まとめ

 

今回は、「夏バテ」について、院での様子や私自身の体験も交えてお伝えしました。

 

夏バテは、ただ暑さにやられているわけではなく、冷たいものの摂りすぎや冷房の影響、

睡眠不足などが重なって、体が本来の調子を整えにくくなっている状態です。

 

今年は梅雨が短く、急に気温が上がった影響もあって、早くから不調を感じている方が目立ちます。

私自身も朝の食欲がわかず、飲み物だけで済ませてしまう日があります。

 

そんなときは、「温かい味噌汁をとる」「寝る前のスマホを控える」「カーディガンで冷えを防ぐ」

といった小さな工夫を続けるようにしています。

ちょっとした意識でも、体が少しずつ楽になるのを感じています。

 

当院でも、体のこわばりや疲れを軽くするための施術を行っており、

「だるさが和らいだ」「夜ゆっくり眠れた」といったお声をいただいています。

 

しんどさの正体がわからないまま過ごすより、誰かに相談してみるだけでも気持ちが楽になることがあります。

夏本番に向けて、今のうちから体を整えておくことが何より大切です。

「私も夏バテかも…?」と感じた方は、ご自身の体調に合わせて、無理のない方法を取り入れてみてくださいね。

 

 

 

 

 

(いしだ鍼灸整骨院 アシスタントスタッフ 亀岡みゆき監修)

 

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