「夏バテなのか毎日体が重ダルい」
「寝ても疲れがとれません」
最近このようなお声が増えてきました。
さらに詳しく伺っていくと、
「めまいや立ちくらみに困っています」
「背中や腰が痛むことが増えました」
「冷房のせいか、手足が冷える」
そういった症状にお困りの方が多くなっているようです。
最高気温が30℃をこえる日が続いています。残暑も長く続きそうですね。
少しずつですが、体力が削られているような、夏の疲れを感じる方が増え出しているように感じています。
こんにちは、愛媛県西条市でいしだ鍼灸整骨院を開業しております、
院長の石田です。
さて今回のブログでは、食事で夏バテを予防する方法をお伝えしていきます。
とっても身近な食材で、おそらく食べたことのない方はいないのでは？というぐらい
ポピュラーなものも紹介していきます。
- 【鍼灸師や整体師がオススメする、元気に夏をすごしきる方法とは！？】
- 【夏バテってどのような状態？？】
- 【カリウムとミネラルが豊富な食べ物をご紹介】
- 【スポーツドリンクについて】
- 【最後に】
【鍼灸師や整体師がオススメする、元気に夏をすごしきる方法とは！？】
この度は夏バテ対策について、ある食材たちを紹介しながら記事としてまとめて
みました。
ネットで調べてみると、
”過去５年間の間に夏バテや、夏の暑さによる体調不良を感じたことがあるか”
との調査に対して、「ほぼ毎年感じている」という回答が最も多く、
全体のほぼ40％を占める結果となっているようです。
そして、女性の方が比較的に多い傾向となっているようでした。
連日の猛暑に熱帯夜、室内と室外の温度差、ついつい冷たい物を口にしてしまう…
そういった生活が長く続くのですから、
夏バテを起こすのも無理のないことですよね。
しかし毎年苦しめられているこの夏バテですが、
いつもの食事を少し変えていくことで予防できる可能性があるんです。
・体調が今ひとつ優れない
・朝から体がダル重い
・暑いのに足や手の先だけ冷えを感じる
・めまいや立ちくらみがするようになった
・腰痛や背中の痛みに困っている
そういった方にはぜひご一読いただきたい内容となっています。
特に、季節の変わり目や秋から冬にかけて体調が優れない方には必読の内容です。
そしてすでに夏バテ気味の方、毎日冷たいビールを気分良く飲みたい方、
ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
【夏バテってどのような状態？？】
夏になると汗をかきますよね。それも他の季節よりもたくさんの汗です。
そして、ビールやアイスコーヒーなどを飲む機会が増えていると思うんです。
それらには利尿作用といってオシッコを頻繁に出す働きがあります。
大切なこととして、汗や尿とともに出ていく栄養分があるんです。
（オシッコを我慢しろと言っているわけではありません）
夏は汗や尿とともに、大事な栄養分が体から流れ出やすい季節なんです。
その中でも、カリウムという栄養素があり、
これは人間の体の中に、何億または何兆個もあると言われている細胞の中身になっている
ものです。
この細胞の中身が、汗や尿とともに流れ出てしまうわけですから、
まるでアンパンマンの顔の中のアンがなくなってしまったようなものです。
おそらく力が出なくて大変な状態でしょう。
当院では夏バテ予防のために、カリウムとミネラルをたくさん含む食材やメニューを食べて
いただくようにと、患者さんにお伝えしています。
（腎臓に持病のある方は、カリウム摂取には注意してください）
【カリウムとミネラルが豊富な食べ物をご紹介】
夏バテによる体力低下や体調不良にお困りの方だけでなく、
こむらがえり、むくみ、高血圧にお悩みの方にも大切な栄養素となります。
ぜひ参考にしてみてください！
①芋類
里芋には特にたくさんのカリウムが含まれているようですが、ジャガイモにもたくさん
含まれています。ジャガイモは年中食べれる手に入りやすい食材ですよね。
そして春〜初夏のものは「新じゃが」と呼ばれています。居酒屋さんでじゃがバターがあれば
ぜひ頼んでみましょう！
②枝豆
ビールに枝豆！というセットは、お体にとってすごく理にかなっていたんですね！
スーパーのお惣菜コーナーにもよく売られるようになりました。
③アボガド
森のバターとも呼ばれるアボガドにもカリウムがたくさん含まれています。
実はいろんな食べ方ができるようです。
通年輸入されているようで、品質的にも安定しているようです。
④お味噌汁
ミネラル分を補うにはお味噌汁ははずせません。
夏場冷たいものを口にすることが増える方にとっては、胃腸を温める効果も
ありますのでオススメです。
好みはあると思いますが、これらを積極的に食べていただくことで夏バテや夏特有の
お困りが改善していく可能性が高まります。
【スポーツドリンクについて】
また、よく聞かれるのがスポーツドリンクについてです。
もちろんスポーツドリンクにも栄養素はたくさん入っています。
ですがそれ以上に多いのが糖分です。
多くの糖分を一気に摂取することは、血糖値を介して体に大きな影響をあたえます。
その時にエネルギーを使うことになるので反対に疲れてしまう可能性があります。
ですから、水と割って半分以下の濃さにして飲まれることをオススメしています。
そして忘れてはいけないミネラルたっぷりの飲み物が麦茶です。
日常的にお酒やコーヒーをよく飲まれる方が体調に不安を感じられた時には、
休肝日やコーヒーを控える日を作っていただき、代わりに麦茶でミネラルを補充してあげて
くださいね。
【最後に】
この度のブログを参考にしていただき、いろいろな取り組みをされたにも関わらず、
いっこうに夏バテの症状が良くならない時には他にも何か原因があるかもしれません。
不安に思う方や、早急に改善したい方は一度当院へご相談ください。
この度のブログが少しでもお役に立てれば幸いです。
・LINEから個別の相談を24時間受付けております。
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監修 柔道整復師 鍼灸師 石田将太郎
