トリガーポイントとは?

トリガーポイントとは

痛みの引き金 =「トリガー」

トリガーポイントとは硬くなった筋肉の中にできる「しこり」のようなものです。その部分を押すと、特有の「痛気持ちいい」感覚がでます。

腰痛・肩こり・頭痛・股関節痛・膝の痛みなどの慢性的な痛みには、筋肉内のトリガーポイントが影響していることが研究によってもわかってきました。

そんな所に痛みの原因が!?離れた場所にあるトリガーポイント!

トリガーポイントの特徴に、「関連痛」というものがあります。これはトリガーポイントから離れた場所に痛みが現れる現象のことです。

たいてい、腰や膝が痛ければその部分が悪くなっていると考えますよね?
しかし、

  • 「腰が痛かったのに、お腹の筋肉を触ったら楽になった」
  • 「股関節が痛かったのに、お尻の筋肉を刺激したら痛みが消えた」
  • 「太ももの上の方を押さえたら、膝の痛んでいる所に響いて気持ちいい」

このように、離れた場所にあるトリガーポイントを治療することで痛みが消えることが非常に多いのです。

これには理由があります。筋肉が筋膜という組織でつながっていることや、脳が痛みを認識する方法に一時的な誤作動が起きているためと言われています。ですから痛みの出ている場所だけでなく、トリガーポイントの関連痛を考えた治療を当院では重要視しています。

どうしてトリガーポイントができるのか?

どうしてトリガーポイントができるのか
  • 車の運転など同姿勢で長い時間いることが多い
  • 同じ動作の繰り返しを続けている
  • デスクワークのように決まった姿勢で働くことが多い
  • 運動不足
  • スポーツやトレーニングによって過度に筋肉を使う
  • ストレスによって体が興奮状態になり緊張している

これらによって筋肉・筋膜がかたまってしまい、いわゆる「しこり」のような状態となった感触がトリガーポイントです。
厄介なことに、一度形成されたトリガーポイントは自然にはなかなか消えません。

健康な筋肉が「炊き立てのお米」だとすると、長時間放置されたトリガーポイントは「一晩お椀に置いてカチカチになったご飯」のような状態です。もしこの固いご飯を食べようとなると、少し水をかけて、サランラップをし、レンジでチンをするなどの手間が必要ですよね。

少し話は変わりますが、人の体は「栄養」・「酸素」・「刺激」という3つの要素によって良い状態が保たれています。

そして「栄養」と「酸素」は血のめぐりによって全身に届けられます。しかし硬くなった筋肉やトリガーポイントは血のめぐりが悪くなっていて、栄養や酸素が十分に届かない状態になっていることが多いです。

つらい肩こりや慢性的な腰痛にお悩みの方ほど、トリガーポイントが根深くなっており、またたくさん形成されている可能性があります。

ですからカチカチになったご飯粒を柔らかくするように、的確にトリガーポイントを捉え、手間をかけて治療することが必要になります。

そうすることで血のめぐりが良くなり、栄養や酸素がたっぷりと筋肉に届きます。状態が改善され、やがて痛みや症状が感じなくなっていきます。

当院のトリガーポイント治療

問診
まず丁寧に問診と検査を行い、実際に筋肉に触れていくことでトリガーポイントを特定していきます。この時、「そこが私の痛みの原因だ!」と感じる方も多いです。

その部分を逃さないようにゆっくりと圧をかけていくと「ズーン」とした独特の感覚が得られます。「痛気持ち良い」程度の感覚でゆっくりとほぐしていきます。症状や体質によっては治療後すぐに改善を感じられる方もおられ、即効性のある治療法です。

必要以上の強い痛みを感じることはありませんので安心して受けていただけます。

実はトリガーポイントがほぐれると興奮した神経がリラックスします。そのため、眠くなってそのまま寝てしまう方もおられます。

また、頑固なトリガーポイントには鍼治療を施すことでさらに効果的に治療できます。

そして身体のバランスを整えることもトリガーポイントの根本治療には欠かせません。当院では整体治療とトリガーポイント療法を組み合わせることで効果的に治療を行なっています。

長年の肩こりや腰痛、頭痛、股関節や膝の変形性関節症にお悩みの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

整体治療

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