【第61回愛媛マラソン】当院にご来院の患者さんも頑張りました!

院長のひとり言日記(2024.02.13)

 

愛媛マラソンにご参加の皆様お疲れ様でした!

 

こんにちは!

院長の石田です。

 

先日の愛媛マラソンにご参加の皆様、お疲れさまでした!

また、運営やサポートに携わられた方々、そして応援に駆けつけられた方々もお疲れさまでした〜!

 

当院にお越しの患者さんの中にもマラソンをされている方は年々増えていまして、

さらには、ある高校生の患者さんは学校からの指示でエイドなどのサポートとして参加されていました。

 

朝は雨模様でしたし、気温もずいぶん低かったように記憶しています。

選手の方からは、特に最後の向かい風が強く、キツいレースだったと伺いました。

完走率は86.75%と、昨年大会より1%ほど低かったようです。

 

そのような中、当院の患者さんから嬉しいご報告をいただいたので、

一部をご紹介させていただきます。

 

 

 

自己ベスト更新、そして目標にしていたサブ4達成!

Y.Kさん(40代女性)

 

 

昨年5月から当院をご利用のY.Kさんですが、右側の坐骨神経痛に悩まれ、歩くこともままならない状態でした。

練習どころかまともに動くこともができない様子で、本人も自覚するほど、本当に鬱っぽくなっておられました。

 

折れそうな気持ちを寸前のところで保っていたのは、マラソンへの熱い想い、そして、

目標を必ず達成したいという意気込み、さらには、所属するチームの仲間たちへの想いがあってのことでした。

 

良い結果につながり、本当によかったです!

 

症状やお体の状態について少し触れさせていただきます。

 

右側の股関節のねじれが目立ち、

また、骨盤の骨組みの中で仙骨という骨に対し、右側の腸骨が変位している様子が顕著にあらわれていました。

その影響でお尻の筋肉が右側だけカチカチに緊張していたことで、

実際に坐骨神経を圧迫するように刺激となっていたと推測します。

 

しかしながら、神経痛はすぐに取れていたように感じたのですが、

どうにも痛みや違和感がスッキリと取り切れない。

走れば痛みは強くなる、治療でケアする、また走って痛む…の繰り返しが何度か続いたのち、

再検査をすると坐骨(ざこつ)という座るときに支点となる骨の

裏側(神経を研ぎ澄まして触診をしないとわかりませんでした)に症状を再現できる感触がありました。

 

鍼(はり)治療と微弱電流治療器NEUBOXを駆使し、慢性化した炎症を除去しつつ、

筋力と柔軟性を取り戻すように徒手療法を加えました。

 

違和感を残しながらも痛みが消え、満足のいく練習が再開できるようになると、

どんどん調子が良くなっていきました。

 

以下は、レース後メンテナンスにこられた際にお話しくださった内容を踏まえています。

 

この度の愛媛マラソンでは、レース冒頭、モラルに欠ける出場者の方の無謀な横断により、

その方と頭同士をバッティングするハプニングによって、瞬間的に軽い脳震盪を起こされたとのこと。

ありえないですよね。よくそこから持ち返しました。

また、31km地点の登りに入ったあたりで右側のふくらはぎが攣り、地獄を見たとお話しくださいました。

 

しかしながら、それでも目標にしていた自己新記録及びサブ4の達成!

さらには、「本当はもっといけたと思うんです!」「まだまだ走りたいし、次の目標ができました!」と、

次への意欲に目が輝いていました。

 

初診時の姿からは想像もできない様子に、本当に嬉しくなりました。

今後のマラソン人生も存分に楽しめるように、私のできる限りのサポートをさせていただけたら幸いです。

 

 

 

マラソン歴8年の中で、人生で初めて股関節と膝の痛みなく完走!

M.Nさん(40代女性)

 

 

「できる限りのことをやらせてもらいます」と、少し不安を隠せないまま治療の提案をしました。

というのも、レースまで3週間というタイミングでの初来院でした。

 

右側の股関節と膝の痛みが主訴でしたが、片足立ちがままならない様子で、靴下も履けない。

何よりも、ずいぶん長い間抱えていたお悩みがついに噴火したような状態のように思えたからです。

いつ来るいつ来ると不安視していた活断層が、ついに地震を起こした、といった感じでしょうか。

 

しかも、愛媛マラソンの翌週には違うレースに出ると。それもフルマラソンです。

 

しかし、M.Nさんはすごかったんです。

私からの約束事やセルフケア等の取り組みを、本当に真面目にこなしてくださいました。

 

また、スケート競技やワークアウト、ジムトレに夏場はサップと、

普段からお体を動かすことが好きで習慣化していることもあり、

身体変化のスピードも速く、みるみる改善していきました。

 

治療前の検査からわかったお体の様子ですが、細かな部分まで言い出すとキリがありませんので、

以下、主要なポイントだけ絞ってお伝えします。

 

腸腰筋(ちょうようきん)というお腹の奥にある腹筋がかたくちぢんでおり、

また、中殿筋(ちゅうでんきん)といって、歩行や走行時には欠かせない筋肉の瞬発力が落ちている状態、

背骨の反りが強くなり、腰や骨盤のまわりに負荷がかかりやすい様子、

そして、股関節と足首に板挟みされるように、膝にはねじられるようなストレスがかかり続けていました。

 

実は、股関節の不調は20年以上も抱えているとのことでした。

もちろん過去に何度も治療に取り組んだこともあるけれど、こんなに良くなったことは初めてと、

喜びのお声をいただきました。

 

お力添えできて本当によかったです。

次の来院は今週末の高知龍馬マラソンを終えてからです。

直接お話を聞けるのが楽しみですが、

2週続けてフルマラソンを走られるので、心配の方がやや上回っています。

 

どうか無事に完走して帰ってきてくださいますように!

 

 

 

 

最後に

 

愛媛マラソンは一度参加すると、「また走りたい」と思う気持ちが他のレースよりも感じられるようです。

松山の景色、コースの組み立てはもちろん、沿道の応援やエイドの充実、

運営やサポートスタッフのホスピタリティが素晴らしいのだと思います。

 

来年のレースに向けて再発進された患者さんもおられ、

引き続きサポートさせていただけることに喜びを感じています。

 

毎日同じではないコンディションは、気候だけでなく体や心も同じです。

日々の生活の中にトレーニングを入れられることは、自己管理を徹底されていることのあらわれですよね。

本当に尊敬します。

 

マラソンシーズンも残すところ僅かになってくるのかなと思います。

春に近づくにつれ、意図せず体が動きすぎることがあります。

 

体と気持ちの乖離が大きくなるタイミングがあり、そのような時は肉離れを起こしたり、

疲れが抜けにくいように感じたり、不調が増える時でもあります。

 

くれぐれも怪我のないように、本番だけでなく、練習にも取り組まれていただければ幸いです。

 

 

 

 

 

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(監修 柔道整復師 鍼灸師 石田将太郎)

 

 

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