「お盆を過ぎた頃からこむら返りをするようになる」

 

「冷房を控えるようにしてもふくらはぎがつる。こむら返りに冷えは関係ないの?」

 

最近、当院の患者さんからこむら返りに対するお悩みやご相談をいただく機会が増えました。

 

もしかしたらこのブログをご覧のあなたは、

盛夏が少し落ち着いてきた頃から、「こむら返り」や「筋肉のひきつけ」にお困りになられているのかもしれません。

 

今回のブログにはそういったお悩みの原因と解消に向けたポイントをまとめています。

お時間の許す際に、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

こむら返りは残暑に多い?正しい知識と対策を知れば怖くない

 

こんにちは。

愛媛県西条市の「いしだ鍼灸整骨院」院長、石田将太郎(いしだしょうたろう)です。

 

「夜中に突然、ふくらはぎがつって飛び起きた」

 

「足の痛みで眠れず、翌朝まで疲れが残る」

 

このように“こむら返り”を経験された方は、意外と多いのではないでしょうか。

 

目が飛び出しそうな、一瞬自分の体じゃなくなってしまったかのような痛みが、

ふくらはぎや脛(すね)の筋肉を襲います。

 

私も、運動部で体をいじめ抜いていた頃に何度も経験していますので、辛さや、恐怖とも言えるあの現象には、

ただただおさまりを待つのみで、嫌な思い出しかありません。

 

話を戻しますが、こういった現象は一過性だからと放っておきがちですが、

実は「隠れ脱水」や「隠れミネラル不足」のサインであることも少なくありません。

だからこそ、正しい知識と対策を知っておくことで、未然に防ぐことも可能になります。

 

ブログでは、就寝中のこむら返りと脱水の関係について詳しく解説し、今日からできる予防法をお伝えします。

ぜひ最後までご覧いただき、お役立ていただければ幸いです。

 

 

夜中に突然くる“こむら返り”の正体

 

こむら返りとは、筋肉が急に強く収縮してしまい、自分の意思では動かせなくなる状態のことをいいます。

特にふくらはぎに多く見られ、激しい痛みを伴うため「足がつる」と表現されます。

 

睡眠中に起きやすいのは、横になっている間に血流が滞ったり、

自律神経の働きが変化することで、筋肉が過敏に反応するからです。

 

 

なぜ筋肉がつるのか ― 仕組みを知る

 

筋肉は、神経からの指令で「収縮」と「弛緩」を繰り返して働いています。

このバランスを保つために欠かせないのが、水分と電解質(ナトリウム・カリウム・マグネシウム・カルシウム)です。

これらが不足すると、筋肉に「誤作動」が起きやすくなり、

収縮(筋肉がちぢんだ状態)が止まらなくなって強い痙攣(けいれん)=こむら返りが発生します。

 

 

脱水とミネラル不足が深く関わる理由

 

夏場は寝ている間にも多量の汗をかきます。

その際に失われるのは水分だけでなく、ナトリウムなどの電解質も含まれています。

水分補給を控えていたり、日中の発汗でミネラルを十分に補えていないと、夜中に筋肉がつりやすくなるのです。

 

特に農作業や建設業など屋外で長時間活動する方、部活動で汗をかく学生さん、更年期世代の女性は要注意です。

「夜中のこむら返り」は、昼間の脱水状態をそのまま引きずっているサインともいえます。

 

 

見えない水分喪失「不感蒸泄」とは

 

「汗をかいていないから大丈夫」と思っていても、実は人間の体は呼吸や皮膚からも水分を失っています。

これを“不感蒸泄(ふかんじょうせつ)”といいます。

 

健康な成人でも、1日に約500~900mlもの水分が、不感蒸泄によって失われています。

特に就寝中は、呼吸の回数が多くなるうえ、体温調整のために皮膚からも水分が蒸発します。

 

つまり、「夜は汗をかかない」と感じていても、朝起きたときには想像以上に水分が不足しているのです。

この隠れた水分不足も、こむら返りの一因となります。

 

 

今日からできる!こむら返り予防の水分・栄養補給法

 

こむら返りを防ぐためには、日中の水分・ミネラル管理がポイントです。

 

1. 寝る前に少量の水分を補給

就寝直前にコップ半分(100~150ml)の常温水をゆっくり飲みましょう。

胃腸に負担をかけず、夜間の脱水予防になります。

 

2. 電解質を意識する

汗を多くかいた日は経口補水液やスポーツドリンク(ハイポトニックタイプ)を活用して、

ナトリウム・カリウムを補いましょう。

 

3. 食事からのミネラル摂取

・カリウム:バナナ、ほうれん草、トマト、キウイ

・マグネシウム:海藻、豆類、ナッツ、アボカド

・カルシウム:小魚、乳製品、豆腐

水分と一緒にこれらを意識して食べると、筋肉のけいれん予防に役立ちます。

 

4. 適度なストレッチ

寝る前にふくらはぎを軽く伸ばすストレッチをすることで、血流を促し、こむら返りを予防できます。

 

 

頻発する場合は要注意 ― 隠れた病気のサインかもしれない

 

こむら返りが頻繁に起こる場合は、単なる水分不足だけが原因ではないこともあります。

・動脈硬化や下肢の血流障害

・糖尿病や腎臓病による代謝異常

・神経や筋肉の病気

このようなケースでは、**こむら返りが“重篤な病気のサイン”**である可能性もあるため、

医療機関での検査が必要です。

 

 

当院でできるサポート|愛媛県西条市でこむら返り対策をするなら

 

いしだ鍼灸整骨院では、こむら返りや足のだるさでお悩みの方に対し、次のような施術を行っています。

・鍼灸による自律神経の調整と筋肉の緊張緩和

・整体による血流改善と体の歪みの調整

・再発予防のためのセルフケア指導(ストレッチ・水分補給の工夫)

「夜中に足がつるのが怖い」「朝から足がだるい」という方は、一人で悩まずぜひご相談ください。

 

 

まとめ:身近なこむら返りも正しいケアが大切

 

夜中に突然起こるこむら返りは、多くの方にとって身近な経験です。

しかし、その背景には脱水やミネラル不足、不感蒸泄による水分喪失が隠れています。

 

・寝る前にコップ半分の常温水を

・汗をかいた日は電解質をしっかり補給

・食事でカリウム・マグネシウム・カルシウムを意識

・頻発する場合は病院でのチェックも必要

 

このように、小さな工夫で予防できる不調だからこそ、毎日の生活に取り入れることが大切です。

 

当院では、西条市・新居浜市の皆さまが安心して夜を過ごし、朝を気持ちよく迎えられるようサポートしています。

お困りになられている場合には、お気軽にご相談ください。

 

 

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(監修  柔道整復師 鍼灸師  石田将太郎)

 

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