【腰の痛みで目が覚める】熟睡できない。疲れも取れない…。睡眠を妨げる腰痛の原因と、寝る前にする3つの対策をお伝えします|【愛媛県西条市・新居浜市・いしだ鍼灸整骨院】

「夜中に腰が痛くて、目が覚める…」

 

「数時間ごとに痛みで目が覚めてしまい、ぐっすり眠れない」

 

「朝起きても腰が重くて、疲れがまったく取れた気がしない…」

 

こうしたご相談を当院には数多くいただきます。

 

こんにちは。

愛媛県西条市でいしだ鍼灸整骨院を開業しています、院長の石田将太郎(いしだしょうたろう)です。

 

腰痛に悩む方の中でも、夜間の腰の痛みは日中の活動にも影響し、想像以上につらい症状です。

今回のブログでは、夜間腰痛の原因と、自宅でできる対策についてお伝えしていきます。

 

 

夜寝ている時の腰痛がもたらす悪循環

 

「夜中に腰が痛くて目が覚めてしまう」

このような症状があると、十分な睡眠が取れず、日中もボーッとしたり、集中力が落ちたりしますよね。

そしてその疲労が抜けないまま過ごすうちに、さらに腰痛が悪化していく…。

これは、まさに悪循環です。

 

当院にご来院される方の中にも、寝入りから2~3時間ほどで痛みが出て、

その後は熟睡できないという方が多くいらっしゃいます。

 

 

夜間腰痛の原因は「反り腰」や「ストレート腰」

こうした夜間の腰痛には、主に2つの体のタイプが関係しています。

1つ目は「反り腰タイプ」

2つ目は「ストレート腰タイプ」

仰向けで寝たときに、腰と寝具の間に隙間ができる方は反り腰タイプ。

一方、腰がベタっと寝具についていても、膝がまっすぐ伸ばしにくい方はストレート腰タイプと考えていいでしょう。

 

 

そして、どちらのタイプにも共通しているのが、「お尻や太ももの筋肉に負担がかかっている」ということです。

この負担がやがて腰の筋肉の緊張を生み、就寝中にもその影響が続くことで、やがて腰の痛みとなって現れます。

 

 

なぜ寝ているのに腰が痛くなるのか?

本来、人の身体は寝ている間にリラックスし、回復へと向かうものです。

しかし、腰まわりの筋肉に対して継続的な負担がかかっていると、

リラックスどころか、さらに緊張状態がエスカレートしてしまいます。

 

では、根本的にお尻や太ももの筋肉の負担がどのように腰痛へと影響していくのでしょうか。

実は、お尻や太ももの筋肉をリラックスさせるには、「膝と股関節を軽く曲げておく(力が抜けている)」ことが必要です。

 

しかしながら、仰向けで寝ると、膝や股関節には重力や自重が影響します。

この影響は、曲げようとしたい関節の意向に対して、強制的に伸ばす作用が働く様子をあらわしています。

つまり、休みたいのに休ませてあげないという「矛盾」が働いているわけです。

これではリラックスできません。

 

こういった膝や股関節に働く「矛盾」によって、お尻や太ももの筋肉に余計な力が入ってしまいます。

硬くなったお尻や太ももの筋肉の影響は、やがて腰や背中の筋肉を緊張させていきます。

 

その結果、血流も悪くなり、酸素や栄養が主要な筋肉に供給できなくなってしまいます。

睡眠中はただでさえ血流が乏しくなっているタイミングです。

そういった基礎状態の上ですから、血行不良は夜間の腰痛をさらに悪化させる原因となります。

 

 

睡眠中の腰痛の改善のポイントは「柔軟性」と「血流」

では、この夜間腰痛にどう対処すればいいのでしょうか?

ポイントは次の2つです。

1.股関節の柔軟性を高めること

2.筋肉の緊張をゆるめ、血流を改善すること

この2つにアプローチすることで、寝ている間の腰への負担を軽減し、痛みの改善が期待できます。

 

 

 

これで快眠!夜中に目が覚める腰痛を解消するセルフケア3選

 

ここからは、実際に当院でオススメしているセルフケアを3つご紹介します。

効果も高い上に、継続しやすい簡単な内容です。早速今日からやってみてくださいね。

(※動画でも解説しています)

 

1. 腸骨筋のケア(股関節の前側)

膝を立てた状態で、骨盤の前側の出っ張った骨の内側を、指で2~3cmほど押し込みます。

そのまま上下にスライドさせるように刺激してください(20秒間)。

この腸骨筋は、腰と股関節をつなぐ大切な筋肉です。

ここが緩むだけでも、腰の負担がグッと減ることがあります。

 

2. 股関節と膝を一緒に緩める方法

仰向けに寝て、両膝を立てます。

次に、対象と反対側の脚を両手で抱え、膝を胸に近づけます。

その状態で、対象側の脚をゆっくり伸ばし、つま先を遠くに伸ばすように意識しましょう。

3回を目安に行ってください。

 

3. お尻のストレッチ

仰向けに寝た状態で、対象側の膝を抱え、反対側の肩の方向へ引き寄せます。

お尻に突っ張るような感覚が出てきたら、そのまま20秒間深呼吸しましょう。

このストレッチは股関節の後ろ側に効き、腰の負担軽減にもつながります。

 

 

セルフケア+ちょっとした工夫で快眠へ

 

セルフケアは、入浴後や寝る前など体が温まっているタイミングで行うのが理想です。

加えて、座布団やクッションを使って寝姿勢を工夫するのも効果的です。

 

(※動画の解説もご覧ください)

例えば、踵から太ももの真ん中あたりにかけてクッション(座布団がおすすめ)を敷いて寝ると、

股関節や膝がリラックスし、結果的に腰の負担が軽減されます。

また横向きで寝る際は、膝と膝の間にクッションを挟むことで、骨盤のねじれが防げます。

 

それでも改善しないときは…

 

「セルフケアを数日続けても、まったく改善しない」

もしくは、「痛みが悪化してきた…」

そのような場合は、別の原因が隠れている可能性に目を向けるべきです。

 

腰痛には、内臓や神経の状態、ストレスや生活習慣も関わっているケースが多いです。

無理に自己流で解決しようとせず、早めに専門機関へご相談ください。

 

 

 

 

【夜目が覚めるほどの腰痛には】専門的な視点でのサポートをご用意しています

 

施術事故を防ぐために知っていて欲しいこと

「夜中に腰痛で目が覚める」状態というのは、安静にしていても痛みがあるという意味合いですから、

腰痛の中でも程度の重篤な段階です。

 

実はそういった背景には、良かれと思って受けたマッサージ施術や、

無資格者が営む整体屋さんでの強い刺激が関係している場合があります。

 

厚生労働省の医療事故調査の結果でも、無資格施術者による施術事故は年々増加していることがわかっています。

(総務省・厚生労働省による報告はこちら)

 

ですから、大切なお体を預ける場合には、

整形外科やクリニックといった医療機関、国家資格を有する施術所に行くようにしてください。

 

間違っても、チェーン店のようなマッサージ屋さん、無資格者が営む整体屋さんに身を預けないようにお願いします。

何かあった時の保証は一切ありませんし、大きな後悔を抱くのはあなただけになることをご理解くださいね。

 

いしだ鍼灸整骨院では、夜間の腰痛や睡眠を妨げる腰の不調に対して、

患者さん一人ひとりの姿勢や生活背景、筋肉や関節などお体の状態をしっかりと見極めたうえで、

適切な施術と、自宅でできるセルフケアの指導を行っています。

 

 

「最近、夜中に腰が痛くて目が覚める…」

「姿勢が悪い体よと言われたけど、どうしていいかわからない…」

そのようなお悩みをお持ちの方は、どうか我慢せず私にご相談ください。

 

また、反り腰やストレート腰などの姿勢改善や、血流の滞りに対するアプローチ、

そして痛みの根本原因に対する治療まで、あなたの体に合わせてしっかり対応いたします。

 

当院のホームページでは、施術内容やQ&A、患者さまの声もご紹介しています。

まずはお気軽にチェックしてみてくださいね。

 

 

当院の詳細について

 

※当院は完全予約制・自費診療専門の鍼灸整骨院です。

 

当院ホームページから、Q&A、患者さんからのお声などもご覧ください。

ご予約に関しましては、24時間ご利用可能なネット予約、またはお電話にてお問い合わせください。

 

ブログ、YouTube公式チャンネルによる健康情報も随時更新しています。

ぜひチャンネル登録をしていただき、ご覧ください。

 

※施術料金

初回:12,800円(税込)

2回目以降:9,800円(税込)

 

いしだ鍼灸整骨院

 〒799-1353 西条市三津屋南9-3
ホワイトコート三津屋G号

0898-64-2633

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〈診療時間〉
月・火・水・金曜日
9:00-20:00
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休診日
木曜日・日曜日・祝日

 

もっと当院について知りたい方は、当院ホームページをご覧ください。

特別にご許可をいただいた患者さんとのインタビュー動画もご紹介させていただいております。

 

 

 

 

 

(監修 柔道整復師 鍼灸師 石田将太郎)

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