このような経験をされたことはないでしょうか。

 

「連休が明けるとたいてい体調を崩す」

「ゴールデンウィークが終わる頃には気分が落ち込んでいく」

 

他にも、

 

「連休明けには決まって仕事を休む社員がいる」

「子どもが学校を行きたがらなくて困っている」

 

そのように、ご家族やお仕事の関係者に起きているお困りごとの相談も増える時期です。

 

 

◯はじめに

 

こんにちは。

愛媛県西条市でいしだ鍼灸整骨院を開業しています、院長の石田将太郎(いしだしょうたろう)です。

 

GWが明けると、心身の不調を感じる方も多いのではないでしょうか。

長期休暇明けの慣れない生活リズムや環境の変化に、心も体も戸惑っているのかもしれません。

 

中には、年度変わりや新生活のスタートの意気込みで張り詰めていた緊張の糸が、

連休を境にプツンッと切れてしまったような感覚の方もおられるようです。

 

このような心身の不調は、いわゆる「五月病(ごがつびょう・さつきびょう)」と呼ばれる症状です。

 

五月病の代表的な症状としては、憂うつな気分、倦怠感、意欲の低下、不眠、肩こりなどがあります。

楽しかったはずの休暇が終わり、日常生活に戻ることへの不安やストレスが原因とされています。

GW明け特有の不調に、落ち込んだりイライラしたりしている方も少なくないでしょう。

 

しかし、ご安心ください。

五月病は誰にでも起こる自然な反応であり、あなただけが特別なわけではありません。

 

五月病を感じているあなたに合わせた、

ストレスや肩こりを和らげるためのヒントをお伝えしていきたいと思います。

一緒に乗り越えていきましょう。

 

五月病の不調を感じている方は、ぜひこの度のブログを最後までお読みください。

少しでも症状が緩和され、元気を取り戻すきっかけになれば幸いです。

 

 

 

◯五月病を感じやすい人の特徴とは

 

五月病を感じやすい人には、いくつかの共通した特徴があると言われています。

例えば、真面目で几帳面、完璧主義な性格の方は、五月病になりやすい傾向にあります。

 

仕事や学業に対して高い目標を持ち、自分に厳しい方ほど、

休み明けの環境変化に適応するのが難しいのかもしれません。

 

また、普段からストレスをため込みやすく、自分の感情を表現するのが苦手な方も、五月病を感じやすいと言えます。

ストレスをため込んでしまうと、心身の不調につながりやすくなります。

さらに、生活リズムが不規則な方や、十分な睡眠がとれていない方も要注意です。

休み明けは特に、生活リズムが乱れやすくなります。

睡眠不足は心身の疲労を蓄積させ、五月病の症状を悪化させる可能性があります。

 

加えて、人間関係に悩みを抱えている方も、五月病を感じやすいかもしれません。

休み明けに職場や学校で人間関係のストレスに直面することで、憂うつな気分になってしまいます。

 

このように、五月病を感じやすい人には、いくつかの特徴があることがわかります。

当てはまる特徴があるからといって、必ず五月病になるわけではありませんが、

自分の傾向を知っておくことは大切です。

 

自分自身の性格や特徴を理解し、ストレス対策を講じることで、五月病の予防に繋げましょう。

 

 

 

◯ストレスが体に及ぼす意外な影響とは

 

五月病の原因とされるストレスは、心だけでなく体にも大きな影響を与えます。

ストレスを感じると、自律神経のバランスが乱れ、さまざまな身体症状を引き起こします。

例えば、ストレスを感じると、体は戦うか逃げるかのモードに入ります。すると、交感神経が優位になり、

心拍数や血圧が上昇し、呼吸が速くなります。

この状態が続くと、体に大きな負担がかかってしまいます。

 

また、ストレスによって自律神経のバランスが崩れると、免疫力の低下にもつながります。

免疫力が下がると、風邪をひきやすくなったり、病気になりやすくなったりします。

 

さらに、ストレスは肩こりや頭痛、腰痛など、さまざまな身体の不調を引き起こします。

特に肩こりは、ストレスを感じやすい人に多い症状です。

ストレスによって無意識のうちに肩に力が入り、こりを生じさせてしまうのです。

 

加えて、ストレスは胃腸にも悪影響を及ぼします。

胃酸の分泌が増加し、胃もたれや胃痛、下痢などの消化器症状を引き起こすことがあります。

 

このように、ストレスは心だけでなく体にも大きな影響を与えています。

五月病の症状を感じている方は、ストレスが体に及ぼす影響を理解し、積極的にストレス対策を行うことが大切です。

ストレスを和らげることで、心身の不調を改善につなげましょう。

 

 

◯効果的に肩こりを和らげる自宅でのエクササイズをご紹介

 

五月病の代表的な症状である肩こりを和らげるには、自宅でできるエクササイズがおすすめです。

肩周りのストレッチや筋トレを行うことで、こりを解消し、血行を促進することができます。

 

まず、肩周りのストレッチから始めましょう。

両手を肩の高さまであげ、肘を曲げて手のひらを肩に乗せます。

そのまま肘を後ろにひき、肩甲骨を寄せるようにしましょう。

 

  

この動作を10秒ほどキープし、ゆっくりと元に戻します。

3〜5回繰り返してください。

 

 

次に、肩甲骨周りの筋肉を鍛えるエクササイズを行います。

肩甲骨は、姿勢を保持し、肩の動きをサポートする重要な役割を持っています。

ところが、肩甲骨は周りの筋肉によって支えられていますから、それらの筋肉を強化する必要性があります。

  

壁に背中をつけ、肩甲骨を寄せるように意識しながら、ゆっくりと腕を上下に動かしましょう。

10〜15回繰り返してください。

 

また、首の可動域を広げるためのエクササイズもおすすめです。

肩に手を置き、反対側の肩のほうへ首を倒していきます。

耳が肩に近づくように意識しましょう。

この時、反対の肩がついて持ち上がってこないように、置いた手で反対の肩をやや押さえておきます。

左右10回ずつ行ってください。

(画像は右の首をストレッチするために、右肩を左手で押さえています)

 

さらに、胸のストレッチも効果的です。

①腕を壁に対して平行になるように沿わせます。

②足元は腕と逆方向に向け、さらに、体も腕と逆方向に捻るようにします。

腕の前側から胸の前が伸ばされるのがわかると思います。

③体を捻っている方向へ、さらに捻りを強くするように5回反動をつけて動かします。

④その後20秒間、伸びている状態を感じながらジワーッとキープします。

 

③に関しては、強引には行わないように注意しましょう。

②の時点でストレッチが強く感じている場合は、③抜きで行ってください。

 

 

これらのエクササイズを1日1〜2セット行うことで、肩こりの改善が期待できます。

ただし、無理なく自分のペースで行うことが必要です。

 

痛みを感じたら、無理せず中止しましょう。

また、症状がひどい場合は、専門家に相談することをおすすめします。

 

 

◯まとめ

 

五月病は、大型連休明けに多くの人が経験する心身の不調です。

憂うつな気分、だるさ、意欲の低下、肩こりなど、さまざまな症状が現れます。

 

真面目で几帳面、ストレスを溜め込みやすい人は、特に五月病になりやすい傾向があります。

五月病の原因であるストレスは、心だけでなく体にも大きな影響を及ぼします。

 

自律神経のバランスが乱れ、免疫力の低下、肩こりや頭痛、胃腸の不調など、さまざまな症状を引き起こすのです。

 

五月病の代表的な症状である肩こりを和らげるには、

ストレッチや筋トレなどの自宅でできるエクササイズがおすすめです。

 

肩周りのストレッチ、肩甲骨周りの筋トレ、首の可動域を広げるストレッチ、

胸のストレッチなどを取り入れることで、こりを解消し、血行を促進することができます。

 

ただし、症状がひどい場合は、自己流のケアに頼るのではなく、

接骨院や整骨院、鍼灸院などの専門家に相談することが大切です。

専門家の的確な診断とアプローチで、肩こりを根本的に改善に導いてもらいましょう。

 

五月病は誰にでも起こり得る自然な反応です。あなた一人で抱え込む必要はありません。

ストレス対策を講じ、必要に応じて周囲の助けを借りながら、少しずつ乗り越えていきましょう。

元気を取り戻し、充実した毎日を送れることを心から願っています。

 

また当院でも、様々な身体不調に対する治療を行っております。

五月病やストレス、肩こりでお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

あなたの症状に合わせたオーダーメイドの施術で、心身ともにリフレッシュしていただけるはずです。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

◯無料相談が可能です

 

・当院ではLINEから個別の相談を24時間受付けております。

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お友達追加をしていただき、お気軽にご利用ください。

「このような症状ですが良くなりますか?」

「病院では◯◯と言われましたが治療できますか?」

「最近◯◯がしにくいのですが原因がわかりますか?」

例えばこのようにメッセージをください。

どんなに些細なお悩みでも大丈夫ですよ。

 

 

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【ストレス・自律神経失調症】マッサージでは治らない?40代女性の全身疲労や自律神経の乱れを改善するセルフケアと、当院の治療法をご紹介します。

 

 

(監修  柔道整復師 鍼灸師 石田将太郎)

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