院長のひとり言日記(2024.04.09)
◯4月の診療日程について
定休日
木曜・日曜日、祝日(29日)
※ゴールデンウィーク期間中の診療スケジュールは改めてお伝えします。
◯3月の振り返り
・患者さんの傾向として、ぎっくり腰、ぎっくり背中を起こされた方が増えました。
引越しや転勤のお手伝いが負担になって腰を痛めたというお声が多かったです。
また、長距離移動が堪え、坐骨神経痛を併発される傾向もありました。
・気候変動の影響を受けて、肩こりや頭痛にお困りになる方も多かったです。
「頭痛薬を飲む機会が多かった」そのようにお話をくださいました。
ちなみに、鎮痛薬はよほどの痛みや、大事な仕事の前など、
どうしようもない時にはお使いいただくようにお伝えしています。
例えば他にも「五十肩で夜寝れない」そういった時にも一定期間服用することは、
返って良いケースがあります。体は睡眠中が一番回復するので、睡眠時間を確保していただきたいからです。
1日に3回の服用を何年も続けている、といった場合には中毒的な影響が考えられますが、
ピンポイントの使用はそういった心配はほとんどありません。
ただ、市販薬をお飲みになられる時は、常用薬がある方の場合、飲み合わせにはご注意ください。
・大学受験を無事終えられた学生さんとお母さんから、喜びの声をいただく機会がありました。
肩こりや頭痛にお悩みになられていましたので、お力添えができて本当によかったです。
本当におめでとうございます。
・四十肩、五十肩になられた患者さんのご来院もありました。
なってしまうと改善するまでに個人差があることも特徴です。
難治になりやすい理由として、生活環境によって治療を計画的に受けられないといった物理的な問題もあったり、
体力差によって回復力が影響したり、筋力低下が回復を長引かせているように感じます。
また、夜間痛によって睡眠が妨げられることも、治癒を遅らせる要因と考えています。
・そしてやはり、花粉症にお困りの方がグンッと増えてきました。
今年は喉に影響している方が目立ちます。恥ずかしい話ですが、私もその一人でした。
「疲れが抜けない」「日中ボーッとする」そのような方も、少なからず耳鼻咽頭関係に負担がかかっているはずです。
痒みや鼻水だけが花粉によるアレルギー症状ではありません。
水面下で、微妙〜な炎症、または腫れを起こし、喉や気管支にストレスをかけています。
それらは睡眠に影響しますので、疲れのリカバリーがうまくできていないことが考えられます。
また、花粉だけでなく黄砂やPM2.5なども、同様のアレルギー反応を起こすケースがあります。
「疲れなのか普段通りのパフォーマンスが発揮できない」そのような時は、一度ご相談ください。
・ここのところ、教員の方が患者さんとしてご来院になられることが増えていました。
年度替わりの多忙もさることながら、皆さん口を揃えて「ストレス」をお抱えになられていることをお話しくださいます。
痛みや症状のベースには、自律神経の調整がうまく機能していない様子が伺えました。
新年度も滑らかなスタートが切れるよう、サポートさせていただきたいと思います。
・ご来院者の男女比率 女:男=5:1
女性患者さんのご来院率が83%でした。
◯4月以降の養生について
・引き続き花粉症の影響は続きます。
思いもよらない形で影響することがあるので、体調がすぐれない場合は一度ご相談ください。
・気候の変動、気温差や低気圧の影響にも気をつけましょう。
肩こりや首の痛み、頭痛、めまい、むくみ、末端の冷え、こういった症状も関連した内容です。
体内の循環を活発にする工夫が必要になりますが、整体や鍼治療を受けるほうが手っ取り早いのも事実です。
・暖かくなると、一時的に浮腫み(むくみ)が強く現れることがあります。
皮膚が突っ張ったり関節が腫れたりと、痛みや痺れに近い感覚を生むことがあります。
また、耳鳴りやめまいの原因にもなりますので、症状が感じられた際には早めに治療を受けるようにしましょう。
・運動をされている方や、スポーツを積極的に取り組まれている方は、肉離れや捻挫に注意が必要です。
また、部活動を始められた新入生の方々に関しては、シンスプリントやオスグッドの発症、
激しい筋肉痛、関節の痛みに悩む可能性が高いです。
疲労骨折につながる可能性があるものもありますから、ご本人よりも保護者の方々には、
コンディショニングの必要性や早期発見の観点をお持ちいただくようにお願いいたします。
・新スタートや環境の変化は自律神経をフル稼働させます。
無理のしすぎは、のちのちに身体不調として現れることがほとんどです。
少し頑張りすぎてるかな?と自覚がある時には、
思い切ってOFFの時間を作る、早めに寝るなどをしてコントロールしていきましょう。
後の「五月病」や「起立性調整障害」の予防につながっていきます。
今年のゴールデンウィークはカレンダーの都合上、長い場合だと10日近く取られるかもしれません。
レジャーや旅行、ゴルフなど、存分に楽しんでいただくためにもお身体をしっかりと整えておきましょう。
長距離の移動や、寝泊まりで寝具が変わることでも、腰痛や肩の痛みを発症するケースがあります。
腰痛持ちの方や寝違いをしやすいといった方は、前もってお身体をコンディショニングしておくことをおすすめします。
そういった事に関してもお力になれますので、お気軽にご相談ください。
◯健康ブログのご紹介
腰痛、自律神経の乱れによる不調、そしてこれから増える草むしり後の身体不調についてまとめたブログです。
気になる方はぜひご覧ください。
【引越し後の腰痛】引越しを手伝ったあとの腰痛には共通点あり。湿布が効かない腰痛の原因と改善のためのストレッチを3つお伝えします。
【ストレス・自律神経失調症】マッサージでは治らない?40代女性の全身疲労や自律神経の乱れを改善するセルフケアと、当院の治療法をご紹介します。
(監修 柔道整復師 鍼灸師 石田将太郎)