◯はじめに
こんにちは!
いしだ鍼灸整骨院アシスタントの亀岡です。
先日、西条市役所の「コミュニケーション出前講座(手話講座)」を開催しました。
この講座は、会社や学校、地域団体などが申し込みをすると、講師の方が来てくださり、手話や聴覚障がいについて学ぶことができる制度です。
以前のブログでもご紹介しましたが、私は、
「耳の聞こえにくい・聞こえない方にも安心してご来院していただける院でありたい」
という思いを持ってきました。
そしてもうひとつ、私の中にある大きな願いがあります。
それは、西条市で、もっと手話が身近になること。
私には生まれつき耳の聞こえない妹がいます。手話は、私たち家族にとって当たり前の大切な”ことば”でした。
けれど同時に、周囲にうまく伝わらず、不安や戸惑いを感じる場面もたくさん見てきました。
だからこそ私は、手話が”特別なもの”ではなく、もっと自然にあるものになってほしいと心から思っています。
その第一歩として、まずは自分の身近な場所である当院から始めてみよう。そう決め、院長先生に相談させていただきました。
すると院長先生は、
「うち(いしだ鍼灸整骨院)から出前講座を依頼して、参加したい方に声をかけてみよう」
と快く背中を押してくださいました。
その言葉が、本当に嬉しく、今回の開催につながりました。
今回のブログでは、当日の様子や受講して感じたことについて書かせていただきます。

◯コミュニケーション出前講座を受講しました
当日は、患者さんや手話に興味のある方にご参加いただきました。
今回学んだ内容は、
・聴覚障がいについて
・自己紹介やあいさつなどの日常で使える手話
・防災の場面で使う手話
と、盛りだくさんでした。
聴覚障がいについてのお話では、聞こえ方の違いや困る場面を具体的に教えていただきました。
普段何気なくしている声かけも、少し立ち位置を変える、ゆっくり話す、表情をつけるなど、ちょっとした工夫で安心につながることを知り、改めて考えさせられました。
手話の練習では、実際に手を動かしながら自己紹介に挑戦しました。
最初は少し戸惑いもありましたが、だんだん笑顔が増えていき、「楽しかった!」「使ってみたい」という声も聞くことができました。
また、防災に関する手話もとても印象的でした。
災害時は、正確な情報が命を守ります。その場面で”伝わらない”ことがどれほど不安か。
地域として備えることの大切さを、改めて感じる時間となりました。
さらに心に残ったのが、手話の成り立ちについてのお話です。
手の形や動きには意味があり、
「そういう発想から生まれているのか」と、手話に触れはじめて20年以上になりますが、驚きの連続でした。
ただ暗記するのではなく、背景や意味を知ることで、より深く理解できる。私自身、とても勉強になりました。
このような貴重な機会をつくってくださり、丁寧にご指導くださった市役所の講師の皆さま、そして院長先生
本当にありがとうございました。

◯参加者のお声
講座後、参加してくださった方から嬉しいお声をいただきました。

お店に来てくれた時に、挨拶程度でも手話でコミュニケーションが出来たら、心温まるひとときになるのかなぁと思います。そういった場が増えることで、人に優しい、思いやりあふれる社会になると思います。
というお言葉。
また、



とても勉強になりました。まずは挨拶ができるくらいから、少しずつ知っていけたらと思います。貴重な機会をありがとうございました。
といった感想もいただきました。
“完璧にできるようになってから”ではなく、“まずは挨拶から”。
その気持ちこそが、手話を広げていく一番の力なのだと感じました。
さらに、受講後に当院のInstagramをご覧になり、ご連絡をくださった方もいらっしゃいました。
お話を伺うと、小学生の娘さんが、今まさに手話を勉強しているそうです。



日本語や英語を学ぶのと同じくらい、手話を学ぶ人が増えると、たくさんの人がたくさんの人とコミュニケーションがとれて、視野が広がりますよね。聴覚障害の方が住みやすい西条市になると良いな。素敵な活動が近くにあって嬉しいです。
そのメッセージを読んだとき、胸がじんわりと熱くなりました。
手話は、特別な誰かのためだけではなく、
自分の世界を広げることにもつながるのだと、改めて感じました。
◯受講して感じたこと
今回の講座で一番感じたのは、コミュニケーションは“技術”だけでなく“思いやり”が大切だということです。
ゆっくり相手を見ること。
表情をつけること。
伝えようとする姿勢を持つこと。
これは手話に限らず、すべての人との関わりに通じる大切なことだと思います。
当院にも、耳の聞こえにくい患者さんが来院されることがあります。
「症状をうまく伝えられるかな」
「説明が聞き取れるかな」
そんな不安を少しでも和らげられる院でありたい。
そして何より、こうして手話を知る人が少しずつ増えていくことが、こんなに嬉しいんだと初めて実感しました。
「やってみよう」「使ってみよう」
そんな声を聞けたとき、本当に開催してよかったと思いました。
同時に、もっと広めたいという気持ちも自然と強くなりました。
とはいえ、私自身もまだまだ学ぶことがたくさんあります。
今回も、「あ、ここはもっと勉強しないと」と思う場面がいくつもありました。
でも、完璧でなくてもいいから、学び続けることをやめない。
その積み重ねが大切なのかなと思っています。
◯まとめ
今回受講した西条市役所のコミュニケーション出前講座では、
・聴覚障がいについての理解
・日常で使える手話
・防災で使う手話
・手話の成り立ち
など多くの学びがありました。
参加者の皆さんからは、
「挨拶だけでもできたら嬉しい」
「人に優しい社会になってほしい」
といった温かいお声もいただきました。
手話が少し身近になり、そして“やってみよう”という気持ちが芽生えた時間だったのではないかと思います。
私自身も、手話が広がっていくことの嬉しさを改めて感じ、もっと西条市に広めていきたいという想いが強くなりました。
当院での取り組みは、ほんの小さな一歩かもしれません。
でも、その一歩が誰かの安心につながると信じています。
まだまだ勉強中ではありますが、これからも学び続けながら、当院から地域へと温かいコミュニケーションの輪を
広げていけたらと思います。
次回も、西条市役所へ依頼をして開催する予定です。
今回ご参加いただけなかった方も、ぜひ次回は一緒に学んでみませんか?
詳細が決まりましたら、改めてこちらのスタッフブログやSNSにてお知らせいたします。
こちらのコミュニケーション出前講座は、市役所へ直接申し込むこともできますし、今後当院で開催する際にも
ぜひご参加いただけるととても嬉しいです。
(いしだ鍼灸整骨院アシスタントスタッフ 亀岡みゆき 監修)









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