「動画やネットのおすすめストレッチをしてみたけど、首の痛みは一向に良くならない」

 

「頸椎症は一生付き合うものとお医者さんに言われました…でも、この辛さを少しでも和らげたいんです」

 

最近、そういったお悩みをいただくことが多くなりました。

首の痛みがひどくなり、病院にかかると「頸椎ヘルニア」や「頸椎症」と診断された方々は少なくありません。

 

そしてたいていの場合、

 

「首に負担のかかるデスクワークやパソコン作業は控えるようにしてください」

 

そのように指示されるようです。

しかしながら、相談者さんはデスクワーカーや事務のお仕事をされている方が多いため、

 

「とは言え、毎日朝から晩までパソコンや伝票を見るのが私の仕事なんです」

 

「仕事を辞めるわけにはいかないし…何か少しでも良くなる方法はありませんか?」

 

そのようにメッサージをくださいました。

本当に、藁をもすがる思いでご相談くださったんだと思います。

 

しかしながら、不思議に思うことがあります。

デスクワーカーの方や事務仕事をされている方々が全て、頸椎ヘルニアや頸椎症になるわけではないという事実です。

おそらく、首の痛みを感じさせたり、悪化させたりする原因は他にもあるはずです。

 

それに、当院には頸椎ヘルニアや頸椎症と診断された患者さんも通院されており、

これまでにも、首の痛みが良くなっていく姿をたくさんみてきました。

 

もし、頸椎ヘルニアだから…頸椎症だから…と言って、首の痛みの改善を諦めかけているようであれば、

ぜひこの度のブログを最後までご覧ください。

 

首の痛みを解消するための糸口が見つかるかもしれません。

 

 

 

◯頸椎ヘルニアや頸椎症による首の痛みを治すには

 

こんにちは、愛媛県西条市でいしだ鍼灸整骨院を開業しています、院長の石田将太郎(いしだしょうたろう)です。

 

この度は、辛い首の痛みを改善するために、少しでもお役に立てる内容をブログにまとめました。

もし、頸椎ヘルニアや頸椎症による首や肩の痛み、腕のしびれ、手指の動きの鈍さなどにお悩みの方がおられれば、

ぜひ最後までご覧になってください。

 

早速内容に入っていきます。

いきなりで申し訳ないのですが、

 

率直な意見としては、頸椎ヘルニアや頸椎症が関係するひどい首の痛みですが、

自力で治すことや症状をコントロールすることって、非常に難しいことだと思っています。

 

我慢している間に状態が悪化していくことや、

首という場所が脳に近いため、自律神経の乱れを招きやすいことから、さらなる痛みを助長している可能性もあります。

 

そのような場合には、整体や鍼灸治療は改善に対して大変効果的ですから、

地域で長く営んでおられる治療院があるのであれば、一度ご相談されることも有効な手段です。

 

しかしながら、そのような試みができない場合もきっとあるはずです。

ですので、ここからは私の実際の臨床経験をもとに、提案できる最善の方法をお伝えしていきます。

 

 

 

◯知ってほしい!首を痛める無意識の動作

 

首の痛みで当院に来られる患者さんにお伝えしていることなのですが、

「首が辛くなっても、クセのように頭を後ろに倒さないでね」

「天井を見る動作はしないでね」

このようにお願いしています。

 

というのも、頸椎(頭を支える首の骨:7個の骨組み)はもともと斜め後ろに傾いて連結しているため、

天井を見るような動作をすると傾斜がさらに大きくなります。

(上図は頚椎を側方から見ており、向かって左側が前方、右側が後方です)

 

つまり、頸椎の後方側では骨同士がぶつかることや、骨と骨との間にある筋肉や靭帯を挟み潰すような作用となり、

やがて首の痛みに変わる可能性が高いのです。

 

おそらく頸椎ヘルニアは、

こういった行為の反復、または類似の姿勢が長時間続くことで発症したり、

無意識にそのような動きや姿勢をしていることで、知らず知らずに進行しているのではないかと考えられています。

 

 

 

◯ストレッチ動画が落とし穴…首の痛みの新事実とは

 

ブログの冒頭でも触れているのですが、最近ではYouTubeやネット検索を使えば、

気軽に健康情報が手に入ります。

 

「〇〇の改善にはこれ!」「この器具を使うと〇〇が劇的に良くなるよ!」といった感じでしょうか。

 

ある時、首の痛みで通われている患者さんたちに、

どのようなセルフケアをしていますか?と尋ねてみたところ、

 

・首の動き幅を大きくするために、いろんな方向に頭を傾けて(もちろん後ろも)首にストレッチをかける

・タオルを首の後ろから回し、両手でタオルを引きながら頭を後ろに倒していく

・高めの円柱クッションを用いて、首の下に敷いたまま仰向けで寝転ぶ

 

こういった取り組みをしている方が比較的多いことがわかりました。

ですが、どの項目にも前述した控えるべき動作が含まれています。

 

軽い首こりや肩こりなどの解消には効果があることもあり、

動画の作成者さんからすれば、なにか他の効果効能を目的にしているはずです。

もちろん、検索した患者さんたちも良かれと思って実践されていました。

 

しかしながら、頸椎ヘルニアや頸椎症にいたっては、骨組み(関節)や骨内部を痛めているため、

かえって状態を悪化させてしまう可能性があったのです。

 

 

◯首をコキコキ鳴らす行為は危険なのか

 

他にもよくある質問として、

「自分で首をコキコキ鳴らすことは、首に良くないのですか?」といったメッセージをいただきます。

 

こちらの質問に対しては、

「軽く動かす程度で音が鳴ってしまう分には心配ないですが、無理強引に鳴らそうとはしないでください」

とお答えさせていただきます。

 

実際に、首を横にする動きや捻る動きをするだけで、ポキポキッと弾みのいい音とともに、

首がスッキリする感覚を覚えている方は多いと思います。

繰り返すようですが、強引なことをしない限り、横や水平面上の動作はそこまで心配ないと思います。

 

ところが、頭を後ろに傾けた状態のまま、さらに首を左右に捻るような動きをされている方を見かけることがあります。

後頭部を自分の肩にこすりつけるような動作と言えば伝わるでしょうか。

 

こちらに関しては、実は多くの方が無意識にしている傾向があります。

もし首や肩に痛みがある場合には、控えていただくことをおすすめします。

 

反対に、こういった動作を意図的に控えるようにするだけで、

頚椎ヘルニアや頸椎症の悪化を防ぐことが可能になるのではないかと考えています。

 

また、いわゆる猫背の姿勢の原理は、首を後ろに倒したまま顔を前に向けている状態のことです。

背中が丸くなると頭が垂れるため、顔を起こすためにはそうするしかないのです。

 

つまり、例えば背中が丸くなった姿勢のままデスクワークをしていることは、

常に頭を後ろに倒して作業に没頭していることと同じ意味合いになります。

 

他にも、スマホを超時間使用している時などもそうですよね。

あご先を突き出したような姿勢になていたら、特に注意が必要です。

 

そのままにしていては、なかなか首の調子が改善しないことも不思議ではなかったはずです。

やはり、いい姿勢を意識することは大切のようです。

 

 

 

◯まとめ

 

ここまでご覧いただきありがとうございました。

 

この度は、首の痛みを解消するための新事実として、

辛い症状にお悩みの方、「頸椎ヘルニア」や「頸椎症」といった疾患をお持ちの方に向けた内容を、

ブログにまとめさせていただきました。

 

セルフケアのご紹介よりも、避けるべき点をお伝えしています。

そこには、頸椎の骨組の特徴が関係していることも知っていただけたかと思います。

 

・首のストレッチは内容によっては状態を悪化させる可能性があること

・姿勢が悪くなると首に対する負担が増えること

・頸椎ヘルニアや頸椎症でも辛い症状は軽減できること

 

こういった知識を深めることができたので、あなたは、改善に向かうためのスタートラインに立てたも同然です。

 

もちろん、程度の違いによって症状改善までの道のりには個人差があります。

なにか他の原因が潜んでいて、症状を悪化させていることも少なくはありません。

 

先にも触れましたが、やはりご自身の力だけで首の痛みや腕のしびれなどを改善することは難しく、

並大抵の意識改革や努力が必要になります。

 

できれば、専門家の力を借りたり、日常生活や職場環境内で負担を減らすための協力を仰ぐようにしてください。

お近くにお住まいの方であれば、当院でも首の痛みや関連症状に対して専門治療をしていますので、

お困りになられているようであれば一度お気軽にご相談くださいね。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

この度のブログが、辛い症状を少しでも和らげるためのきっかけになっていれば幸いです。

首の痛みから解放された清々しい毎日を送ることができるよう、あなたの健康を祈念しています。

 

 

◯無料相談が可能です

 

・当院ではLINEから個別の相談を24時間受付けております。

 ↓ ↓

https://lin.ee/eqCoX5G

 

お友達追加をしていただき、お気軽にご利用ください。

「このような症状ですが良くなりますか?」

「病院では◯◯と言われましたが治療できますか?」

「最近◯◯がしにくいのですが原因がわかりますか?」

例えばこのようにメッセージをください。

どんなに些細なお悩みでも大丈夫ですよ。

 

 

・ネット予約はこちらからどうぞ

 ↓ ↓

https://ishida-saijo.com/webyoyaku

24時間対応していますが、当日のご予約はお電話にてお願いいたします。

↓↓

TEL:0898-64-2633

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(監修 柔道整復師 鍼灸師 石田将太郎)

 

 

 

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