「子ども家族が帰省するたびに腰痛がひどくなるようになった」

 

「孫の顔が見られる楽しみの反面、自分の腰に対する不安が増える」

 

「痛いけれど、主人も誰も気にかけてくれないので休もうにも休めない」

 

最近当院にお越しになった女性患者さんから、そのようにお話を伺いました。

毎年、お盆が終わって9月に差しかかる頃から、急な腰痛に悩まされる方が増えます。

 

しかも、過去の同時期のカルテを見返していると、

50代女性のご来院が多いというデータが当院では取れています。

 

さらに患者さんからお話を伺っていくと、

 

「普段も腰の痛みを感じているけど、この時期の痛みが一番強いように思う」

 

「腰痛の原因はわかっているんだけど、仕方のないことと思って割り切っていた」

 

そのように、いつも腰痛を我慢して、だましだまし生活をしていることをお話しくださいました。

ご家族想いな優しい方ほど、限界になるまで自分の体を犠牲にしています。

本当に辛い思いをされていたことと思います…。

 

もしかしたら、同じような辛さや、誰にもわかってもらえない寂しさを抱えながら苦しんでいる方が、

他にも大勢おられるかもしれません。

 

そこでこの度は、残暑や、夏から秋という季節の変わり目に増える腰痛について、

原因と対策をブログにまとめました。

 

腰痛にお困りのあなたにとって、この度のブログはきっと役立つ内容になっているはずです。

お時間の許す際に、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

◯はじめに

 

こんにちは。愛媛県西条市にあるいしだ鍼灸整骨院院長、石田将太郎(いしだしょうたろう)です。

 

夏の疲れや、お盆にあたりご家族の帰省で家事やストレスが増えると、腰痛が悪化することがあります。

特に50〜60歳代の主婦の方々は、ただでさえ日常の負担が大きく、腰痛に悩まされることが多いと思います。

 

この度のブログを書くきっかけになった理由は、

腰痛に苦しみながらも、家事だけでなく育児や介護を当たり前のようにこなすあなたに対して、

「少しでもいいので、辛い腰痛から解放されてほしい」という私の願い一心でした。

 

家事やストレスが原因で腰痛が悪化する理由は、

姿勢の乱れや筋肉の緊張、運動不足などがあげられることが一般的です。

 

ですが、特にお盆の帰省時には、家族のためにいつも以上に頑張りすぎてしまい、

自分の体を犠牲にしていたことがほとんどだったはずです。

 

そのような時ほど、体には大きな負担が積み重なり、後々に腰痛を悪化させる要因となります。

残暑や季節が秋に変わっていく頃に腰痛が悪化することも、無理のないことだったのです。

 

また、この時期の腰痛は体力の消耗を物語っている一面もありますから、我慢のしすぎはおすすめできません。

季節が進み、冷えが影響してくるとさらに腰痛が悪化し、ひどい場合にはぎっくり腰を招く原因となります。

 

驚かせる気はなかったのですが、今まさに腰痛にお悩みの方は、

できるだけ早くに腰痛のケアを始めることが大切です。

 

 

 

◯夏の疲れとお盆ストレスが引き金!?残暑の腰痛の原因とは

 

夏の終わりが近づくと、多くの方々が感じるのが「夏の疲れ」と「お盆ストレス」です。

長時間の外出や旅行、家族との集まりなど、楽しい時間が多い一方で、体には負担がかかります。

特に、普段使わない筋肉を使ったり、長時間同じ姿勢でいることが多くなるため、腰痛を引き起こす原因となります。

 

また、お盆の時期は、親戚や友人との再会がある一方で、

家事や準備に追われることも多く、精神的なストレスが増えます。

このストレスは、体の緊張を引き起こし、腰の筋肉を硬くする要因となります。

 

さらに、夏の暑さで水分不足や栄養バランスの乱れも影響し、体調を崩しやすくなります。

腰痛を予防するためには、適度な休息と筋肉のケアが重要です。

 

特に、腰周りの筋肉をほぐすことで、血行を促進し、痛みを軽減することができます。

お盆の忙しさの中でも、自分の体に目をむけ、ほどよくリラックスする時間を持つことが、腰の健康維持につながります。

 

 

◯主婦必見!家事増加で悪化する腰痛を改善する方法

 

家事に追われる毎日、気づけば腰が痛くなっている…そんな悩みを抱える主婦の方は多いのではないでしょうか。

「時間がない」「自分のことは後回し」と考えているあなたに、少しでも楽になれる方法をお伝えします。

 

1. 家事の合間にできる簡単ストレッチ

「ストレッチをする時間がない」と思っている方も、家事の合間にちょっとした動きを取り入れるだけで、

腰痛の予防になります。

例えば、洗濯物を干す合間に、立ったままできる腰のひねりや、背伸びをするだけでも効果的です。

1分でもいいので、意識して体を動かしてみましょう。

 

2. 家事をしながらできるエクササイズ

掃除機をかけるときや、料理をしているときに、軽くつま先立ちをしたり、かかとを上げ下げしたりするだけで、

筋肉を使うことができます。これなら、家事をしながらできるので、時間を有効に使えるのではないでしょうか。

 

3. 家族に「ちょっと手伝って」と声をかける

「自分がやらなきゃ」と思い込んでいる方も多いと思いますが、家族に手伝ってもらうことは大切です。

思い切って子どもやパートナーに「これ手伝ってくれる?」と声をかけることで、負担が軽くなります。

家事はみんなで分担するものだと考えてみてください。

 

余談ですが、私自身は妻と共働きなので、休日や早帰りした時にはできる限りの家事と、

体力の必要な作業を率先するようにしています。

そして、妻からの「これやってて」の一言になんだか嬉しくなるのは私だけでしょうか(笑)

 

4. 便利な道具を活用する

時間がない中での家事は大変ですが、便利な家事道具を使うことで効率が上がります。

例えば、軽量の掃除機や、手が届きにくい場所を掃除できるアタッチメントなどを使うと、

腰への負担を減らしつつ、短時間で済ませることができます。

 

5. 休憩を「意識的に」取る

家事をしていると、つい休むことを忘れてしまいます。「一気に終えてしまいたい!」とお考えの方も多いはずです。

しかしながら、普段から体力維持に努めているような方でない限り、1時間も継続して家事を続けることは、

お身体にとって大きな負担になります。

 

ですので、意識的に休憩を取ることは大切です。

例えば、家事と家事の合間に5分だけ座って深呼吸をする、または、コーヒーを飲む時間を作るなど、

少しでも自分の時間を持つことが大切です。

おすすめはタイマーを使って45分に一度、休息が入れられるようにタイムマネジメントをすることです。

 

6. 短時間でできるリラックス法

忙しい中でも、リラックスする時間を作ることは重要です。

お風呂に入る前に、5分だけ好きな音楽を聴く、そして、好きな入浴剤やアロマオイルを湯船に垂らしてみる。

他には、寝る前に深呼吸をするなど、短時間でできるリラックス法を取り入れてみてください。

心と体の緊張をほぐすことができます。

 

7. 専門家に相談することも選択肢

もし腰痛が1ヶ月以上続くようであれば、無理をせず専門家に相談することも考えてみてください。

整形外科や専門の治療所などでアドバイスを受けることで、適切な対処法が見つかる可能性は高いです。

 

ここまでたくさんの提案をしてきましたが、馴染みのない、現実味を感じにくい内容も多かったかもしれません。

家事に追われる毎日で、自分の体を気遣う余裕がないかもしれませんが、少しの工夫で腰痛が和らぐことも事実です。

自分を大切にすることは、家族を大切にすることにもつながります。

 

一気に全てを試みてくださいとは言いません。

無理をせず、できそうなことから少しずつ取り入れてみてくださいね。

あなたの健康が、家族の幸せにつながります。

 

 

◯子ども家族の帰省でストレスが増す?家族の帰省時の腰痛を和らげるコツ

 

家族が帰省してくると、嬉しい反面、家事やおもてなしでストレスが増えることもありますよね。

「楽しみにしていた子ども家族の帰省が、腰痛の原因になってしまう…」

そんなあなたに、少しでも楽に過ごせるコツをお伝えします。

 

当院では、里帰り出産の娘さんのお手伝いによって腰痛を発症された方や、

息子さんが帰ってくるとつい張り切ってしまって、必ずと言っていいほど腰に痛みが出てくる、

とお悩みになられていた患者さんもおられました。

 

「私のことだ…」と思った方も、ぜひ読み進めてくださいね。

 

1. 事前準備で心の余裕を持つ

帰省が決まったら、早めに準備を始めましょう。

食事のメニューを考え、必要な食材をリストアップしておくことで、当日のバタバタを減らせます。

計画的に動くことで、心に余裕が生まれ、ストレスを軽減できます。

 

2. 家族に手伝いをお願いする

「自分がやらなきゃ」と思い込んでいるかもしれませんが、家族に手伝ってもらうことは大切です。

子どもに簡単な手伝いをお願いしたり、パートナーに料理や掃除を手伝ってもらうことで負担を分散できます。

みんなで協力することで、楽しい時間を共有できるはずです。

 

3. 短時間のストレッチを取り入れる

帰省中は忙しくなりがちですが、短時間のストレッチを取り入れることで、腰痛を和らげることができます。

例えば、家事や食事の合間に立ち上がって背伸びをしたり、

座ったままできる腰のひねりを行ったりするだけでも効果的です。

1日数回、意識して体を動かしてみましょう。

 

また、ご家族を誘ってストレッチやリフレッシュタイムを取り入れることも有効です。

ご自身のスケジューリングをあらかじめ共有することもできますし、

「なぜお母さんはストレッチをしているのか?」と考えてくれるようになると、

「お母さんが疲れている」とご家族から思いやりを持っていただけるように、

自然と教育をできる可能性が高まります。

 

4. リラックスできる時間を作る

家族が集まると賑やかになりますが、自分だけのリラックスタイムも大切です。

お風呂に入る前や、寝る前に5分だけ静かな時間を持つことで、心と体をリセットできます。

お気に入りの音楽を聴いたり、深呼吸をするだけでも、ストレスを軽減できますよ。

 

5. 便利な道具を活用する

帰省中の家事は大変ですが、便利な道具を使うことで効率が上がります。

例えば、食器洗い用の工夫されたスポンジや、軽量の掃除機などを使うことで、体への負担を減らしつつ、

短時間で済ませることができます。自分を楽にするための道具を積極的に活用しましょう。

 

6. 食事の準備を簡単にする

帰省中の食事は手間がかかることが多いですが、

残り物を次の料理に活かしやすい料理にしておくとこで負担を減らせます。

 

実は私は一人暮らしが長かったもので、簡単にできる料理のレパートリーを少し持っています。

例えば、野菜とお肉やウインナーをたっぷりと使ったポトフを大量に作っておくと、

翌日にカレーまたはシチューのルーを溶かすだけで、なんとも味わいの深いカレーやシチューに早変わりします。

 

他にも、煮込み料理や、オーブン料理など、手間が少なくて済むものを選ぶと良いはずです。

事前に作り置きしておくのもおすすめです。

 

7. 専門家に相談することも選択肢

もし腰痛が続くようであれば、無理をせず専門家に相談することも考えてみてください。

整形外科や整体などでアドバイスを受けることで、適切な対処法を見つけることができるかもしれません。

 

「腰痛ぐらいで治療に行くことに気が引ける」とおっしゃる主婦の方もおられます。

ですが、腰痛が慢性化すると改善に時間がかかりますし、腰痛の原因のほとんどが日常生活に由来しているため、

よほど長期的に家事を休む(最低でも1週間~2週間)ことができない限り、自然治癒の可能性は低いです。

 

それほどに、日常化している家事や育児は、女性の体にとって大きな負担になることを、

もっと周知するべきですよね。

 

 

 

◯50代女性の主婦が知りたい!腰痛対策のポイント

 

お盆が過ぎ、残暑が厳しいこの時期、家事だけでなく多忙な毎日を送っていることでしょう。

特に、自宅で介護をされている方や、社会人になりたてのお子さんがいるご家庭では、

普段の家事に加え、気掛かりや心配事も増えているはずです。

 

そのような中では腰痛に悩まされることも多いと思いますので、

ここからは日常生活に取り入れやすい腰痛対策のポイントをお伝えします。

 

1. 家事をする際の姿勢を意識する

家事をする際、つい無意識に悪い姿勢になってしまうことがあります。

特に、残暑で疲れがたまりやすいこの時期は、姿勢が崩れやすいので注意が必要です。

 

立っているときや座っているときは、背筋(せすじ)を伸ばし、頭で背中を引き上げるように意識することで、

腰に掛かる負荷を減らすことができます。

そして、重いものを持つときには膝の曲げ伸ばしを意識し、腰の前後動作を使わずに持ち上げることが大切です。

 

2. 適度な運動を取り入れる

運動は腰痛対策として非常に効果的です。

残暑の中でも、ウォーキングや軽いストレッチ、ヨガなど、無理のない範囲で体を動かすことを習慣にしましょう。

特に、腹筋や背筋を鍛えることで、腰を支える筋肉が強化され、腰痛の予防につながります。

お腹を凹ませたまま30秒間キープしたり、お尻をに力を入れたままの時間を継続するだけでも運動効果があります。

 

3. 体を温める

残暑とはいえ、朝晩は少し肌寒く感じることもあります。

冷えは腰痛を悪化させる原因の一つですので、温かい服装を心がけたり、

入浴時にしっかり体を温めたりすることが大切です。

 

蒸しタオルを作って腰やお腹の上に乗せておくだけの温熱療法も効果的です。

リラックスしながら体を温めることで、血行が良くなり、腰痛が和らぎます。

 

4. 休息を大切にする

忙しい主婦業の中で、つい自分の時間を後回しにしてしまうことがありますが、適度な休息は非常に重要です。

家事の合間(30~45分に一度)に短い休憩を取り、体をリラックスさせる時間を作りましょう。

お気に入りの音楽を聴いたり、好きな香りのアロマを漂わせたり、

軽いストレッチをしたりすることで、心身ともにリフレッシュできます。

 

5. 食生活に気を配る

栄養バランスの取れた食事は、体の健康を支える基本です。

特に、カルシウムやビタミンD、タンパク質、カリウムといった栄養素を意識的に摂取することで、

細胞が活性化し、骨や筋肉の健康を保つことができます。

 

お肉や魚、緑黄色野菜、芋類と豆類を積極的に取り入れ、体を内側からサポートしましょう。

残暑の時期には、夏野菜を使った料理もまだまだおすすめです。

 

6. ストレス管理を行う

ストレスは体にさまざまな影響を与えます。特に、腰痛を悪化させる要因にもなりかねません。

趣味の時間を持ったり、友人とおしゃべりを楽しんだりすることで、ストレスを軽減する方法を見つけましょう。

心と体は密接に関係し合っていますので、心の健康が体の健康にもつながります。

 

7. 専門家のアドバイスを受ける

もし腰痛が続くようであれば、無理をせず専門家に相談することをおすすめします。

整形外科医や理学療法士、柔道整復師や鍼灸師など、専門的な知識を持った方々からアドバイスを受けることで、

適切な対処法を見つけることができます。

 

 

◯最後に

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

この度のブログでは、50代〜60代の女性が悩みやすい腰痛について触れていきました。

特に、残暑の頃から感じ出す腰痛について、原因や対策、解消法を紹介しています。

 

当院に来られる患者さんたちのお話を伺っていると、

ご家族には理解をしていただけないお悩みとなり、孤独な思いをされている方もおられます。

 

また、50代の女性は更年期特有のホルモンバランスの乱れをはじめ、

体の変化を感じる時期であり、不調を感じやすいことも事実です。

 

そのような中ですから、不安や苛立ちを覚えやすくもなります。

そして、腰痛が精神的な乱れにつながることも多いにあります。

 

決して、

「自分の体だけがおかしい」「このぐらいのことは我慢しなければならない」

そのようには思わないでください。

 

この度のブログではたくさんの対策方法をご紹介しましたが、全てを取り組むことは不可能と思います。

ですので、日常生活の中に少しずつ取り入れられる腰痛対策を選び、

ご自身の体やペースに合わせ、無理のない範囲で継続してみてください。

 

自分の体を大切にし、無理のしすぎに気づくことで、調子の波を穏やかに保つことができます。

途中にも触れましたが、専門家のアドバイスや治療を受けることも、決して間違いではありません。

 

腰痛が何ヶ月も続いていたり、痛みの程度が強くなったまま1ヶ月が経っているようであれば、

迷わずに整形外科や治療所をお尋ねください。

当院も腰痛を専門としていますので、お近くにお住まいの方であれば、一度ご相談くださいね。

 

この度のブログをご覧いただくことで、少しでも腰痛が軽くなり、

快適な毎日を送ることができるでことを願っています。

 

あなたの健康が、家族の幸せにもつながります。

 

残暑の中でも、自分自身を大切にする時間を持ち、心身ともに元気に過ごしていただけることを願っています。

 

 

 

 

◯無料相談が可能です

 

・当院ではLINEから個別の相談を24時間受付けております。

 ↓ ↓

https://lin.ee/eqCoX5G

 

お友達追加をしていただき、お気軽にご利用ください。

「このような症状ですが良くなりますか?」

「病院では◯◯と言われましたが治療できますか?」

「最近◯◯がしにくいのですが原因がわかりますか?」

例えばこのようにメッセージをください。

どんなに些細なお悩みでも大丈夫ですよ。

 

 

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24時間対応していますが、当日のご予約はお電話にてお願いいたします。

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(監修  柔道整復師 鍼灸師 石田将太郎 )

 

 

 

 

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