【坐骨神経痛との見分け方】足のしびれや痛みが続く原因は腰だけじゃない?知られざる2つのポイントとセルフケア【愛媛県西条市・新居浜市】愛媛県西条市いしだ鍼灸整骨院

「リハビリに毎週通っているけど足のしびれが良くならない」

 

「一生懸命腰や股関節周りの筋肉をマッサージしてくれるけど、最近さらに悪くなっているように思う」

 

「ネットで検索した坐骨神経痛のストレッチを試したが変化がない」

 

もしかしたら、このようなことにお悩みではありませんか?

 

「腰や股関節の治療をずっと受けているのに、足のしびれや痛みがなかなか改善しない…」

 

当院には、そのようなお悩みを抱えて来院される方が少なくありません。

 

こんにちは。

愛媛県西条市でいしだ鍼灸整骨院を開業しています、院長の石田将太郎(いしだしょうたろう)です。

 

足の痺れや痛みの原因について、たびたびご相談を受けます。

病院では「坐骨神経痛ですね」「脊柱管狭窄症の疑いがあります」と言われることもよくあります。

 

しかしながら、実際には腰や背骨に原因があるとは限りません。

むしろ、足の奥に隠れている小さなポイントが引き金になっているケースも多いです。

 

今回は、意外と見落とされがちな2つのポイントをご紹介し、セルフケアで改善を目指す方法をお伝えします。

ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

 

 

なぜ腰の治療を続けても足のしびれは改善しないのか?

 

当院に来られる患者さんの中には、

腰や背骨の異常を指摘されて以来、腰やお尻ばかり治療してきたのに足の症状が変わらない

そういった方が大勢いらっしゃいます。

 

その理由のひとつが、「本当の原因が足にある」というケースです。

腰ばかりに注目していると、足に隠れた原因を見逃してしまい、いつまでも改善が進まないのです。

 

この事実を知らないまま治療やリハビリを続けるのは、とてももったいないこと。

だからこそ今回は、腰以外に潜む真の原因目を向けていただきたいと思います。

 

 

足のしびれや痛みを招く2つの隠れポイント

 

腰や背骨ではなく、実は足そのものに原因が隠れているケースがあります。

特に注意していただきたいのが、次にご紹介する2つのポイントです。

どちらも日常生活の中で負担が集中しやすく、気づかないうちに筋肉や神経にトラブルを起こしてしまう場所です。

 

⒈内くるぶしの下のポイント

ひとつ目は、内くるぶしから指2本分下、そこから前方へ指2本分前あたりの場所です。

この場所には、足の裏や指先へと走る「後脛骨筋:こうけいこつきん」や、

「長趾屈筋:ちょうしくっきん」の腱(けん)が通っています。

 

ここが硬くなると、足の裏や指先にピリッとした痛みやしびれが出やすくなります。

特に扁平足の方、長時間の立ち仕事や歩き仕事をされる方は、この部分に負担が集中しやすいため注意が必要です。

 

 

⒉すねの下の方のポイント

次に取り上げたいのが、すねの内側、脛骨の下3分の1あたりです。

ここは構造的に負担が集まりやすく、繰り返す刺激に弱い場所となっています。

後脛骨筋や長趾屈筋があり、足のアーチを支えたり、歩行時に地面を蹴る役割を担っています。

 

負担が続くと硬くなり、「だるさ」「疲れやすさ」「しびれ」へとつながります。

さらに、この部分には腰から伸びる坐骨神経の枝である「脛骨神経:けいこつしんけい」が通っています。

筋肉が硬くなることで神経が圧迫され、しびれや痛みを引き起こしてしまうのです。

つまり、この場所は「すねの弱点」であり、筋肉と神経の両方にとってデリケートなポイントなのです。

 

 

 

坐骨神経痛や脊柱管狭窄症との違い|足の痺れや痛みはどこから始まっているのか

 

ここで一度整理をしておきましょう。

 

・坐骨神経痛や脊柱管狭窄症の場合

→腰や背骨の部分、またはお尻のあたりで神経が圧迫され、広い範囲(腰〜お尻〜太もも)にしびれや痛みが出る

・足部の筋肉の硬さが原因の場合

→症状が足首〜すね〜足裏に限局して出ることが多い

 

この違いを知っておくことで、自分の症状の原因がどこにあるのかを判断する目安になります。

筋肉が原因であれば、セルフケアで改善できる可能性が高いのです。

 

 

坐骨神経痛の方にもやってほしい!自宅でできるセルフケア方法

 

ここからご紹介するセルフケアは、文章だけでは少しイメージが難しいかもしれません。

当院の公式YouTubeチャンネルでも、実際の動きを交えながら詳しく解説していますので、

あわせてご覧いただくとより理解しやすいと思います。

 

🔗動画はこちらからご視聴ください↓↓

文章と動画を両方参考にしていただくことで、ご自身でも正しくセルフケアを実践していただけます。

 

・内くるぶしの下のセルフマッサージ

内くるぶしの下方、指2〜3本分の少しへこんだ場所を探します。

そこから前方へさらに指2〜3本分移動したところをやや強めに押します。

10秒間じんわり押す → 10秒休む を3〜5回繰り返しましょう。

「痛気持ちいい」と感じるくらいの強さで行うのがポイントです。

 

・すねの内側下方のセルフマッサージ

すねの内側の骨(脛骨)に沿って、内くるぶしから指4〜5本分上を押します

硬さや、ツーンとかズーンと響く感じがある場所を見つけたら、

同じく10秒押す → 10秒休む を3〜5回繰り返します。

ゆっくり呼吸をしながら行うと効果的です。

 

・ふくらはぎのストレッチとの組み合わせ

ふくらはぎの筋肉をほぐしてからマッサージを行うと、さらに効果が高まります。

壁に手をつき、アキレス腱を伸ばすように後ろ足を下げます。

かかとを床につけ、ふくらはぎの伸びを感じながら20秒キープしましょう。左右2〜3回ずつ行ってください。

 

ストレッチで外側の筋肉を緩めてから、奥のポイントをマッサージすると効果が高まります。

これらのセルフケアを、朝昼晩の合計3回を目標に行なってください。

セルフマッサージは入浴中にゆっくりと行っていただくこともおすすめです。

 

上手くいくと、2〜3日で効果を実感できる場合もあります。

やりすぎや強刺激にならないように注意して、心地良さを感じながら実施していただくことが大切です。

 

 

まとめ

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

足のしびれや痛みの原因は、必ずしも腰や背骨だけではありません。

 

内くるぶしの下とすねの下方、この2つのポイントが硬くなることで、痛みやしびれが生じているケースも多いのです。

セルフマッサージやストレッチを組み合わせることで改善できる方もたくさんいらっしゃいます。

ぜひ今日から試してみてください。

 

ただし、それでも改善が見られない場合や不安が強い場合は、一人で抱え込まず専門家に相談することが大切です。

この時大切なことは、誤って巷のマッサージ店や、無資格者の営む整体屋さんに体を預けるようなことのないように、

くれぐれもお願いいたします。

 

近年、無資格者による身体事故が増えており、

万が一が起きた場合には、何の保証もおりないことを知っておきましょう。

 

当院でも筋肉や神経に関わる症状にしっかり対応しておりますので、お困りの際はどうぞご相談ください。

あなたの足の悩みが少しでも軽くなり、安心して歩ける日常を取り戻せるよう、精一杯サポートいたします。

 

今回のブログは以上となります。

記事の内容が、あなたの健康に少しでも役立つものとなっていることを願います。

 

 

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(監修 柔道整復師・鍼灸師 石田将太郎)

 

 

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