【即効性あり!】側頭部の頭痛やこめかみの痛みをなんとかしたい!鎮痛薬に頼らずに頭痛を解消する3つの秘策とは!?

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「目の横から頭痛がはじまります…」

「頭を両横から締め付けられるように辛いんです…」

 

最近このようなお悩みをおうかがいすることが増えてきました。

 

先日当院へ来院された女性患者さんも、

 

「これが偏頭痛というものですか?こめかみや耳の周りまで痛むんです」

「集中力を欠いてしまい、何をしていても痛みが気になって辛いです」

 

そのようにお話しされながら、初めての経験にずいぶん不安そうにされていました。

 

「とりあえず市販の痛み止めを飲んだのですが、あまり薬には頼りたくないんです」

 

といったことも教えてくださいました。

 

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そこでこの度は、

こめかみや側頭部に感じる頭痛や不快感に対して、

お薬に頼らずに解消する方法をご紹介させていただきます。

 

お時間の許す折に、ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。

 

 

 

【こめかみや側頭部が痛む原因とは?】

 

こんにちは!

愛媛県西条市でいしだ鍼灸整骨院を開業しています、

院長の石田将太郎です。

 

最近頭痛を訴えられる方が増え、

特にこめかみや側頭部に症状を感じられている方が続きました。

 

気になったので患者さん達のお体を検査したり、様子をうかがっていくことを続けていました。

すると、ある共通点を見つけることができました。

 

それは、

 

・耳の硬さに左右差がある

・耳を引っ張ると動きにくい方向がある

・耳の位置(高さ)に左右でずいぶんとズレがある

 

といったことでした。

 

じつは耳は、人の頭の側面に張り付いている「側頭筋(そくとうきん)」という

筋肉と密接する関係にあります。

 

そして側頭筋はこめかみのあたりまで存在します。

また物を食べる時に大切な顎(あご)を動かすときにも、関係している筋肉となって

います。

 

こめかみや側頭部に痛みがあるとき、

側頭筋がカチカチに硬くなっている場合が多くあります。

そしてその硬さは、耳まで硬く緊張させていくようでした。

 

人の体は血のめぐりによって「栄養」や「酸素」をうけて活動しています。

 

しかし、硬く緊張した筋肉は血の巡りが悪い状態になっています。

つまり、硬くなることで側頭筋に栄養や酸素が足りなくなり、痛みを感じるようになります。

 

そのような状態が長く続くことで、頭痛として感じるようにエスカレートしていくことがわかっています。

 

また、口や顎関節(がくかんせつ)の周りにまで違和感を感じさせることや、

場合によってはめまいを引き起こす可能性があるようです。

 

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【薬に頼るにはまだ早い!気になる耳の硬さの原因とは!?】

 

耳の固さや動きを調べていくうちにわかることがありました。

それは、マスクの紐による耳を前へ引っぱるストレスでした。

 

突然ですが、手をグーにして握り込んだままの状態のあと、

力を抜いても手には握っている時の残像のような感覚が少なからず残りますよね?

 

同様にマスクをつけていることによる引っぱりストレスは、マスクを外したあとも

なかなか抜けてくれません。

 

そのような経緯もあり、

今では日常的になっているマスク生活の影響で、

耳や側頭筋がカチカチに緊張している方が増えています。

 

また他にもマスクの影響として、

 

・呼吸の制限からおこる軽度の酸欠

・口の動きを制限することによる顎関節と顔の筋肉の緊張

・鼻やのどの粘膜の弱化

 

このようなことも頭痛の原因となっています。

 

そして、デスクワークや細かい手仕事をされる方々は、

眼精疲労の影響で側頭筋や耳が硬くなっていることもわかっています。

 

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【こめかみや側頭部の痛みを解消!今からできる超簡単な秘策を3つお伝えします!!】

 

ここからは、頭痛の解消法をお伝えしたいきます。

 

頭痛の対策にはたくさんの方法がありますが、

この度は誰でも簡単に、毎日続けていける方法にしぼって紹介させていただきます。

 

①耳を斜め上後方へ引っぱる、グルグル回す

 

単純なようで効果的です。

 

斜め上後方とややこしく表しましたが、マスクの紐の角度の延長線上を意識し、

後ろ+やや斜め上へ引っぱります。

また耳をぐるぐる回していると痛みや硬さを感るポイントがわかる時があります。

その時は、そのポイントの方向へ引っぱってください。

 

30秒〜1分ほどおこない、朝晩の2回とお仕事の休憩時間や帰宅後のタイミングに

おこなうことをおすすめします。

 

耳がジワーっと熱くなる感覚を覚える方もおられますが、血のめぐりが良くなっている証拠です。

 

 

②1時間に一度、1分程度マスクを外し大きな深呼吸を心がける

 

できるだけ人目のない場所でおこなってください。

体内の酸素が薄くなると、頭痛だけでなくめまいや吐き気など自律神経系の症状が

あらわれやすくなります。

腕や胸をひろげ、大きな呼吸を意識しましょう。

 

 

③顎を動かしましょう

 

マスク越しで大丈夫です。

ゆっくりと大きく口を開けたり、口を軽く開けたまま手の操作で左右へずらしてみましょう。

顎関節のストレッチになるので側頭筋もリラックスします。

 

 

【最後に】

 

ここまでご覧になっていただきありがとうございます。

 

今回のブログでは、

特にマスク生活の影響で側頭部やこめかみのあたりに頭痛を感じている方に

向けた対処法を書かせていただきました。

 

このブログ記事が少しでもお悩みの解決に役立てれたのであれば幸いです。

 

 

マスクを外せば少しでも頭痛が和らぐといった方には、特に今回ご紹介させていただいた

解消法はより効果的と思います。

 

 

しかし、

 

「解消法をがんばってみても一向に良くならない」

「だんだん痛みがひどくなっている」

「あまりにも長期的に頭痛が長引いている」

 

そのような場合はなにか他の原因が潜んでいる可能性も高いです。

お体の歪みを整えたり、緊張を和らげる施術を受けるなど根本的な治療をおすすめします。

 

また、頭痛には整体や鍼灸治療がとても効果的です。

お悩みのある方はぜひ一度当院へご来院ください。

 

痛みや不安に寄り添い、根本からしっかりと解決してまいります。

その他ちょっとしたお悩み、お困りごとなども気軽にご相談くださいね。

 

 

 

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(監修 柔道整復師 鍼灸師 石田将太郎)

 

 

 

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