「うちの子は年子だから去年も卒業式・入学式があって、足首とふくらはぎが悲鳴をあげたことを思い出した」

 

「パンプスにちょっとだけヒールが付いているぐらいの高さなのに、久しぶりに履いたらしんどかった」

 

「せっかくの晴れの日の記憶よりも、足腰が辛くなったことのほうが印象に残っています…」

 

「もう夏前だけど、よく考えてみるとこの足首の痛みは春先から感じていた」

 

卒業式や入学式の季節ですね。

もしかしたら、冒頭のように久しぶりのヒール履きに不安や抵抗を感じている方がおられるかもしれません。

 

実際に当院にも、そのような経緯でご来院になられた患者さんがおられます。

また、40代女性に多いというデータも当院のカルテ情報からわかりました。

そしてこの時期に受けた身体不調は、記憶と結びついているのか、長引きやすいように感じています。

 

今回のブログは、春先に起こりやすい、久しぶりのヒール履きによって起こる足部のトラブルについてまとめました。

さらに、具体的な対策方法を、A.事前準備、B.当日にできること、C.アフターケアというように、

3つに分けてご紹介しています。

 

対策方法はどれも簡単に取り組めるものばかりです。

今まさにお困りや不安のある方であれば、一度ブログをご覧いただき、ぜひお役立ていただければ幸いです。

 

動画でも解説していますので、合わせてご覧ください。

特に対策方法のご紹介は2分30秒ぐらいからとなっています。

 

◯はじめに

 

こんちにちは。

愛媛県西条市でいしだ鍼灸整骨院を開業しています、院長の石田将太郎(いしだしょうたろう)です。

 

今回のブログは、春先に起こる40代女性に多い足のお悩みについて、原因や解消方法をお伝えしていきます。

 

この時期になると、卒業式や入学式で久しぶりにヒールを履いたら足首が痛くなった、

または、ふくらはぎがカチカチになって歩きづらいまま生活をしている、そのようなご相談が増えます。

 

せっかくの卒業式や入園式の記憶が、足の痛みの記憶に変わってしまっては残念です。

さらに、この時期に起きた足首や下半身のトラブルは、

放置しておくと股関節の痛みや腰痛に変わりやすく、長期間引きずる可能性があります。

 

ですので、ぜひこのブログをご覧いただき、

春先の足首やふくらはぎの痛みに対する知識や対処法を身につけていただければ幸いです。

 

 

◯40代女性が久しぶりにヒールを履くと足首や脚に負担がかかる理由

 

まず、ヒールを履くと足首やふくらはぎなどが痛む理由を説明します。

 

極端に言うと、慣れないことを急に行うことになるので、体がびっくりしてしまいます。

そして、ヒールを履くことで常につま先立ちの状態を保つことになりますが、これって大変なことですよね。

 

下半身の筋肉が急激に疲労して、普段使わない関節にまで影響します。

つま先立ちになることで体が前傾するのですが、極端にいえば、体がつんのめっている状態です。

 

そのままでは前方へ体勢を崩してしまうのですが、

そうならないように、強靭な力で体を支えるように働くのが太ももの前側の筋肉です。

 

そして、踵を浮かせた状態をキープしているのがふくらはぎの筋肉とすね側の筋肉の役割になります。

ふくらはぎとすね側の筋肉が硬くなると足首の痛みに変わりやすいことがわかっています。

 

また、季節的には寒さを感じることもあり、下半身や足元が冷えると血流が阻害されます。

さらに、太ももの筋肉やふくらはぎの筋肉が疲労していると、さらに血流が悪くなります。

これは、筋肉の中を血管が通過するような構造になっているため、硬くなった筋肉が血管を圧迫するからです。

 

このような原因や背景があるため、ふくらはぎや足首を痛める可能性が高くなります。

慣れないヒール履きによって、体には想像以上に負担がかかることをお分かりいただけたかと思います。

 

 

 

◯久しぶりのヒール履きで足首やふくらはぎを痛めないための対策

 

ここからは、太ももの筋肉やふくらはぎ、すねの筋肉に対するケアを中心に、

卒業式・入学式シーズンに起きやすいトラブルの予防策や解消法をお伝えしていきます。

(添付のYouTube動画内、2:30頃から対策方法を紹介しています)

 

A.事前準備、B.当日にできること、C.アフターケア、それぞれをお伝えしていきます。

 

では早速、卒業式や入学式シーズンにやってほしい足首ケアについてご紹介していくのですが、

足元の怪我や不調というのは、運動中のトラブルと似ています。

運動中のトラブルへの対策は、ウォーミングアップとクールダウンが大切ですよね。

 

つまり、ヒールを履く日までに行ってほしいこと、

当日の対策、そしてヒールを履いた日以降にも気を付けることをお伝えしていきます。

 

まずA.事前の対策を紹介していきます。

①ふくらはぎの筋肉のストレッチ

今回紹介する方法は、タオルを使ったストレッチ方法です。

フェイスタオルを一枚用意していただければどこでも行える簡単なセルフケアのご紹介です。

(タオルが短くてやりみくい場合にはバスタオルなど長めのものをお使いください)

 

まずは右側のふくらはぎのストレッチから始めましょう。

画像のような体勢を取り、右足の指先あたりにタオルをかけ、

両手でタオルを引っ張りながら右膝をゆっくりと伸ばしていきます。

  

(↑画像のタオルの位置よりも、より指先や足の先端部にタオルを引っ掛けるほうがストレッチがかかりやすいと思います)

 

さらに、つま先や足首を手前へ引くようにすると、

ふくらはぎから膝裏のあたりまで伸ばされている感覚を得られると思います。

伸びを感じたら、そのまま20秒間深呼吸をしながら静止します。終わったら左足側も行いましょう。

 

 

②太ももの前側のストレッチ

画像のようなポジションを取り、上半身の傾斜を調整しながら太ももの前を伸ばしていきます

この時、背中を地に付けようとして、無理をする必要はありません。

伸びている感覚があれば、その位置で15秒間深呼吸をしながら静止します。

終わったら反対側の太もものストレッチを行いましょう。

 

 

③足首回しと足指の運動

画像のような感じで足を持ち、足首を右回しと左回しを10回ずつ行います。

その後は、足指を一本ずつ持ち、上下にやや激しく動かしましょう。

もちろん、左右で10本ともに行ってくださいね。

 

 

爪先立ちの練習

壁に手をついた状態でいいので、踵を上げ下げする運動を10〜20回おこないます。

ゆっくりと行ってみたり、素早く上下運動をしてみたり、

または、つま先立ちをしたまま10秒間静止したりと、バリエーションをつけていただいてもOKです。

 

①〜④の4つの対策をお伝えしましたが、ここまでが事前の準備となります。

例えば、卒業式や入学式を控える5日前ぐらいから初めていただくと、

久しぶりのヒール履きにも体が過剰にビックリするようなことを防げるはずです。

 

 

次に、B.当日の対策です。

当日は足裏にキネシオテーピングを貼ることをおすすめします。

キネシオテーピングとは、キネシオロジーテープという特殊な波打加工を施されたテーピングです。

この波打加工によって、皮膚と皮下組織との間に空間を作り、血流やリンパの流れを促進します。

また、筋肉の形状に添わせるように貼ることで、筋肉の働きをサポートします。

 

イメージをするなら、ヘッドスパやヘッドマッサージを行った後に、

固まっていた頭皮が柔らかくなって血流が良くなっている状態を足裏に作っていきます。

ドラッグストアやスポーツ店であれば、800円程度でキネシオロジーテープを買えると思います。

ほとんどの場合はベージュ色をしています。この時、5センチ幅のものをご用意ください。

 

あとは長さ15センチ程度にカットしたものを足裏に貼るだけです。

踵の真ん中あたりから指の付け根にかけて貼るだけでOKです(適当で大丈夫です)。

そして、テーピングを貼ったまま靴下やストッキングを履いてください。

このたった一枚のテーピングによって、ヒールを履くことによって疲労する足裏の筋肉や腱(けん)をサポートします。

(わかりやすくするために黒色のカラー付きテープを使用しています)

 

 

 

◯お子さんの卒業式や入学式などでヒールを履いたらその日にやってほしいセルフケア

 

続いてC.アフターケアについて説明します。

お子さんの卒業式や入学式などで、久しぶりにヒールを履いたその晩は、

ゆっくりとお風呂であたたまってください。

 

お風呂の中で足首まわしと足指の運動をできるとより回復が早まります。

また、寝る前にふくらはぎのストレッチと太ももの前側のストレッチを行いましょう(事前準備で行った方法)。

 

そして、特におすすめなのがふくらはぎとすねの筋肉にキネシオテーピングを貼って寝ることです。

35〜40cm程度にカットしたテープを画像のように貼るだけでOKです。

貼り始めの位置や上下なども気にせず貼っていただいて問題ありません。

  

たった2枚のテーピングですが、睡眠中に足の疲労を取ってくれる優れものです。

簡単ですので、ぜひお試しください。

 

以上が久しぶりのヒール履きによる、足首やふくらはぎの不調に対する対策方法となります。

 

反対に、しないほうがいいこともあります。

それはマッサージ屋さんで足や足裏をマッサージしてもらうことです。

 

久しぶりの動作や負担によって傷んでいる筋肉や関節は、

一時的にですがマッサージなどの外力に耐えられなくなっている可能性があります。

 

同様に、セルフマッサージに関しても強い刺激で行うことはおすすめできません。

また、卒業式や入学式シーズンが終わってもなかなか症状が改善されない場合には、

もしかしたら、足首や足部に何らかの変形や異常が起きている可能性があります。

 

そのような場合には治療の必要性があることや、ほっておくと将来的に大きなトラブルに繋がる可能性があります。

一度スマホなどで後方から写真を撮り、画像のような様子になっていないか確かめてみましょう。

アキレス腱がゆがみ(曲がっている)、

土踏まずの形状や内側のくるぶしの位置に左右差があることがわかると思います。

 

実はこのような状態が影響して、足回りのトラブルにつながるケースは珍しくはありません。

そして、こういった状態を改善することで、足首やふくらはぎの痛みを取っていくことが可能になります。

 

また、過去に足首の捻挫や骨折をした既往があるようであれば要注意です。

当院では特に、下記のような足部の異常を専門的な検査によって診ていきます。

 

・回内足(立った時に足首が内側へ「く」の字状に変形している)

・アキレス腱が曲がっている

・土踏まずが無くなっている

・足部の筋肉の大きさの左右差

 

烏滸がましいようですが、

周辺地域ではこのようなポイントを観察(診断)してから、的確に施術をする療養所を知りません。

気になるようであればぜひ一度当院へご相談ください。

 

 

 

◯まとめ

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回は、春先に起きやすい40代女性の足首やふくらはぎの損傷についてブログを書きました。

 

これら足部のトラブルは、お子さんの卒業式や入学式といったイベントで、

久しぶりにヒールを履いたことによる負担が原因になっていることが多いです。

 

そして、この時期に起きた体のトラブルは長引きやすい傾向にあります。

ですが、事前の準備や当日の対策、そしてアフターケアをしっかりと行うことで快適に過ごすことができます。

 

正し、足首の変形や過去の怪我によって難治性になっている場合もあります。

そのような場合には専門家による診断と治療が必要になります。

 

足首やふくらはぎの不調が長引く場合には、お近くの整形外科やクリニックを受診してください。

また柔道整復師や鍼灸師といった国家資格を持つ施術者のいる専門機関でも対応が可能です。

 

当院でもこの時期になると足首やふくらはぎのトラブルで受診される患者さんが増えます。

お困りであれば、ぜひ一度当院へご相談ください。きっとお役に立つことができるはずです。

 

最後になりましたが、今回のブログをご覧いただくことで、

足部の不安を解消し、お子さんの晴れの日を迎えていただけることを祈念します。

 

改めまして、お子様のご卒業・ご入学おめでとうございます。

 

 

◯当院の詳細について

 

※当院は完全予約制・自費診療専門の鍼灸整骨院です。

 

※施術料金

初回:12,800円(税込)

2回目以降:9,800円(税込)

 

いしだ鍼灸整骨院

 〒799-1353 西条市三津屋南9-3
ホワイトコート三津屋G号

0898-64-2633

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〈診療時間〉
月・火・水・金曜日
9:00-20:00
土曜日
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木曜日・日曜日・祝日

 

もっと当院について知りたい方は、当院ホームページをご覧ください。

患者さんの声などもご紹介させていただいております。

 

 

 

 

 

 

(柔道整復師・鍼灸師 石田 将太郎 監修)

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