◯はじめに

 

こんにちは。

愛媛県西条市でいしだ鍼灸整骨院を開業しています、院長の石田将太郎(いしだしょうたろう)です。

 

今回は、温泉愛好家さんの腰痛についてブログを書きました。

腰痛の悪化を繰り返している方や、ぎっくり腰を未然に防ぎたい方にぜひご覧いただきたい記事となっています。

 

さっそくですが、

・体を温めると調子がいい

・腰痛には温泉が一番

・サウナに入って整うと身も心も軽くなる

そのように感じている方は多いと思います。

 

これからの季節、温泉は本当に気持ちいいですよね。

しかしながら、「温泉に行ってから腰痛が悪化した」と、お困りになってご来院される方もおられるんです。

 

ご来院の患者さんから伺うことのあったお話ですが、

腰痛やぎっくり腰が習慣になっている方は、その予兆を感じることができるため、

そういったタイミングで温泉に行かれることもあるとお聞きします。

 

しかしそのような場合に、いつも通り温泉を利用しているつもりが、

返って腰痛を悪化させてしまうリスクがあることを知っていただきたいと思い、

今回のブログを書かせていただきました。

 

決して脅すためにこのブログを紹介したわけではありません。

かく言う私も腰痛持ちで、疲れを感じた時にはお気に入りの温泉施設へ足を運び、体を癒しています。

 

このブログをご覧いただくことで、

お体の状態に合わせた入浴方法を知り、効果的に腰痛をケアしていただければ幸いです。

 

 

 

◯温泉に行ってから腰痛が悪化するケースがある

 

温泉は、入浴による全身のリラックス効果はもちろん、筋肉を和らげて血流を促進する働きや、

新陳代謝の活性、源泉の成分による様々な効能など、古くは治療の場としても長い歴史を持っています。

 

しかしながら、時と場合によってはのぼせや脱水症状を招くようなこともあり、

長時間の入浴や過度なサウナの利用には注意が必要です。

 

そういった中で、ここからは腰痛に関する温泉施設での危険性をお伝えしていこうと思います。

 

先にも触れましたが、辛い腰痛を繰り返している方や、

ぎっくり腰がクセになっている方には特に知っていてほしいお話です。

 

症状の悪化を事前に感じるときや、ぎっくり腰の予感があるときは、

いつもの温泉利用によって、さらなる悪化を招く場合があることを知っておきましょう。

 

 

 

◯腰痛を効果的に改善!温泉やスパ施設で気を付けてほしいこと

 

実は、腰痛の悪化やぎっくり腰の予感がするときは、疲労が著しい時であり、

または体力が低下していることを体が伝えてくれているタイミングでもあります。

 

急ですが、このような経験はないでしょうか?

 

「いつも使っているスキンケア用品が、なんだか今日はピリピリと刺激を感じる

「いつも通りシェービングをしたのに、肌荒れを起こしてしまった」

 

これらは、疲れやストレスによる身体変化を現しています。

いつもなら平気なことでも、時と場合によってはダメージになってしまうことがあるという事実です。

 

実は、「温泉に行ってから腰痛が悪化した」と言う状態も同じことだと言えます。

ここからは、そのような時に気を付けていただきたい入浴方法や、入浴後の注意をお伝えしていきます。

 

①あえての長時間入浴は厳禁

今日は疲れが激しいから、このままではぎっくり腰になりそうだから

そのような時ほど「いつもより入念に温まろう」と思いがちですが、そこに落とし穴があります。

入浴にも体力を使いますから、返って疲労してしまい、腰痛の回復が遅れるどころか悪化する場合まであります。

 

②ジャグジーやジェット噴射系は避ける

腰痛がキツくなってきた頃や、軽度のぎっくり腰のとき、またはぎっくり腰が少しマシになってきているタイミングでは、

指圧に似た効果を求めて、ジャグジーやジェット噴射の刺激を患部に当てたくなるようです。

ところが、これが逆効果になる傾向があり、実は当院の患者さんから伺う声の中でも多かった事例です。

 

刺激に過敏になっていたり刺激を受け止められない状態で噴射を受けたことで、症状が増悪したのだと考えています。

ある意味、強もみのマッサージを受けた後の、ひどい揉み返しに似たものかと思います。

筋肉の繊維や関節の表面にダメージを負っていることになります。

 

③サウナはほどほどにして水分補給をしっかりと行う

体内の水分量の減少は、結果的に腰痛を招く原因になります。

疲れがいつもよりもひどい場合、つまり腰痛やぎっくり腰が心配なときにはサウナの長居は危険です。

またサウナ後だけでなく、可能であればサウナ室の中でも水分補給を行うことをおすすめします。

 

胃腸の働きや腎臓の機能が低下している場合、腰痛を悪化させることがあります。

体内の水分量のバランスが、過剰な発汗によって崩れないように注意しましょう。

また、発汗を促すということですから、熱中症対策と同じくミネラル分の補給も忘れないようにしてくださいね。

 

④温泉後のお酒は控える

先述の③で触れたように、体内の水分バランスに関係して、腰痛が悪化しそうなときやぎっくり腰の予感がある場合には、

温泉後に限らずアルコール摂取は控えることをおすすめします。アルコールには脱水作用があるためです。

入浴後の一杯は格別の美味さですが、腰痛の悪化を防ぐためには惜しくないはずです。

 

ここまで4つの注意点をお伝えしてきました。

いつもと変わらない体調、腰の状態が良好な場合には、このような注意をする必要はないと思います。

あくまで、腰痛が悪化してきたときや、ぎっくり腰の予兆を感じられた場合の注意点として御認識くださいね。

 

 

 

◯まとめ

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回のブログは、温泉愛好家さんの腰痛について紹介させていただきました。

 

腰痛が悪化する前やぎっくり腰の気配を感じたときに、普段通り温泉に入っていると、

返って状態が悪化するケースがあることをお伝えしました。

そして、そのような場合の注意点、控えていただきたいポイントなどもご紹介させていただきました。

 

温泉好きの方は本当に毎日のように温泉に通われています。

こだわりの入浴方法や、サウナと水風呂の交代浴を最低◯セットする、必ずジェット噴射を腰に当てる、

そういったルーティンワークも人それぞれにあるはずです。

 

しかしながら、「いつもと体調が違うぞ」「腰痛がなんだか心配だな」「ぎっくり腰の予感がする」そのような場合には、

いつものルーティンワークが逆効果になってしまうこともあります。

 

今回のブログをご覧になっていただいた温泉愛好家さんは、おそらく腰痛持ちの方なんだと思います。

そのような方々には、大好きな温泉と腰痛とのバランスを大切にしていただき、

今後の温泉時間をより快適なものにしていただきたいと願っています。

 

また、辛い腰痛を繰り返している方やぎっくり腰が習慣化している方であれば、

腰痛の根本改善に向けた取り組みをされることも必要なはずです。

 

おそらく、温浴効果では一時的な症状緩和を感じられても、根本的な腰痛の改善には結びついていません。

ですから、ぜひ一度専門機関へ受診していただきたいと思います。

 

そして、当院でも腰痛やぎっくり腰を専門にしていますので、お困りの際はぜひご相談いただければ幸いです。

きっとお役に立てることがあるはずです。

 

 

◯当院の詳細について

 

完全予約制・自費診療専門の鍼灸整骨院です。

 

※施術料金

初回:12,800円(税込)

2回目以降:9,800円(税込)

 

いしだ鍼灸整骨院

 〒799-1353 西条市三津屋南9-3
ホワイトコート三津屋G号

0898-64-2633

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〈診療時間〉
月・火・水・金曜日
9:00-20:00
土曜日
9:00-17:00
休診日
木曜日・日曜日・祝日

 

もっと当院について知りたい方は、当院ホームページをご覧ください。

患者さんの声などもご紹介させていただいております。

 

 

 

 

 

 

(柔道整復師・鍼灸師 石田 将太郎 監修)

 

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