「朝から頭痛がして、休日はそのまま憂鬱な気分で過ごしている」
「クリニックでは電気と引っ張りの治療を受けているけれど、かれこれ長く通院しています」
ここのところ、頭痛や首の痛み、どうにもできない肩こりにお困りの方からのご相談が増えています。
さらに詳しく伺っていくと、
「デスクワークが中心の仕事なので、このまま痛みと付き合っていくのは辛いです」
「頸椎ヘルニアって、良くならないんですか?」
そのように、将来的な不安を抱かれている方が多いことも感じました。
体を休めることを優先し、本来アクティブだったのに、休日にはめっぽう外出が減り、
「以前の自分とは思えない生活をしている」とお話をされた方もおられました。
当院のカルテで統計を取ると、40~50代の女性がお悩みになられている傾向がわかりました。
もちろんこれらは一概には言い切れないデータなので、
もしかしたら他にもお悩みになられている方はたくさんおられるはずです。
そこでこの度のブログでは、頸椎ヘルニアによる頭痛にお困りの方に向けて、
原因や対策を紹介させていただきます。今まさに、辛い症状にお悩みの方に届くことを願っています。
◯はじめに
こんにちは。愛媛県西条市にあるいしだ鍼灸整骨院の院長、石田将太郎(いしだしょうたろう)です。
この度は頚椎ヘルニアによる頭痛に関連したブログを書きましたので、こちらでシェアさせていただきます。
お困りの方にはとても有益な情報となっていますので、お時間の許す際に、ぜひ最後までご覧ください。
早速ですが、頚椎ヘルニアによる頭痛でお悩みの方は、日常生活にも支障をきたし、
仕事や家事、趣味の時間まで奪ってしまうこともあるはずです。
「なぜこんな頭痛が続くのか」「どうすれば楽になるのか」と、
不安や焦りを感じていらっしゃるのではないでしょうか。
頚椎ヘルニアによる頭痛は、市販の頭痛薬では根本的な解決が難しいことが多く、
その原因と対処法を正しく理解することが重要です。
この度のブログでは、頚椎ヘルニアが引き起こす頭痛のメカニズムを解説し、効果的な対処法をご紹介します。
私は、日々多くの患者さんの痛みと向き合っています。
頚椎ヘルニアによる頭痛に悩む方々の声を聞き、その苦しみに胸を痛めることも多いです。
「もう二度と痛みから解放されないのでは…」という不安な気持ちもよくわかります。
しかし、適切な知識と対処法を身につけることで、多くの方が症状の改善を実感されています。
このブログを通じて、あなたの痛みの原因を理解し、日常生活でできる具体的な対策を見つけていただければ幸いです。
一緒に、あなたの健康と笑顔を取り戻す道筋を探っていきましょう。
◯頚椎ヘルニアの基本的なメカニズム
頚椎ヘルニアについては、そのメカニズムを正確に理解している人は少ないかもしれません。
ここでは、頚椎ヘルニアが起こる仕組みについて、できるだけわかりやすく説明していきます。
まず、私たちの首の骨、つまり頚椎(けいつい)は7つの椎骨で構成されています。
これらの椎骨の間には、クッションの役割を果たす椎間板が存在します。
椎間板は、外側の線維輪(せんいりん)と内側の髄核(ずいかく)からなる構造で、
普段は髄核が線維輪に包まれた状態を保っています。
しかし、長期間の偏った姿勢や過度の負荷、加齢による椎間板の劣化などが原因で、
この髄核が線維輪を押し破って外側に飛び出してしまうことがあります。これが「ヘルニア」と呼ばれる状態です。
(↑上図は頸椎を真上から見た様子です)
飛び出した髄核は、近くを通る神経や脊髄を圧迫し、様々な症状を引き起こします。
そして髄核が飛び出すには、やはり原因があります。
具体的な例を挙げると、デスクワークで長時間同じ姿勢を続けている方や、
スマートフォンを見る際に首を長時間前に曲げている方などは、頚椎に負担がかかりやすく、
ヘルニアのリスクが高まります。
また、急激な首の可動も頚椎に大きな負担となります。例えば振り向き動作などもそうですね。
そして、デスクワーク中などに多い首の上下動の繰り返し(ex画面↔︎手元の資料)は、
確実に負荷を積み重ねる要因となっていきます。
このような要因があると、ヘルニアが発症することがあります。
頚椎ヘルニアの特徴的な症状としては、
首や肩の痛み、腕のしびれや痛み、そして今回のテーマである頭痛が挙げられます。
これらの症状は、ヘルニアによって圧迫された神経が刺激されることで生じます。
重要なのは、頚椎ヘルニアは突然発症するものではなく、
長年の生活習慣や姿勢の積み重ねによって徐々に進行していくことが多いということです。
そのため、早期に気づき、適切な対処を行うことが症状の改善や悪化の予防につながります。
◯頚椎ヘルニアと頭痛の関係
頚椎ヘルニアが頭痛を引き起こすメカニズムは、一見すると分かりにくいかもしれません。
しかし、実際には両者には密接な関係があります。ここでは、その関係性について詳しく解説していきます。
まず、頚椎ヘルニアによって引き起こされる頭痛は、一般的に「頚原性頭痛(けいげんせいずつう)」と呼ばれます。
この頭痛は、ヘルニアによって圧迫された神経や血管が引き起こす複雑な反応の結果として生じます。
具体的には、以下のようなメカニズムが考えられます。
1. 神経の圧迫:頚椎ヘルニアによって、後頭神経や三叉神経などの頭部に関連する神経が圧迫されます。
これらの神経は頭皮や顔面の感覚を担っているため、圧迫されることで頭痛として認識されます。
2. 血流の阻害:ヘルニアによって頚部の血管が圧迫されると、頭部への血流が阻害されます。
これにより、頭部の組織が十分な酸素や栄養を受け取れなくなり、結果として頭痛を引き起こす可能性があります。
3. 筋肉の緊張:頚椎ヘルニアがある場合、体は無意識のうちに姿勢を変えて痛みを回避しようとします。
その代償によって、頸椎にはさらなる負担がかかり、首や肩の筋肉に過度の緊張が生じ、
やがて頭痛の原因となることがあります。
4. 自律神経系への影響:頚椎ヘルニアは、自律神経系にも影響を与える可能性があります。
自律神経系の乱れは、血管の収縮や拡張に影響を与え、結果として頭痛を引き起こすことがあります。
実際の症例を見てみましょう。
会社員Kさん(40代女性)は、長年のデスクワークで慢性的な首の痛みを感じていました。
最近になって、後頭部から側頭部にかけての頭痛も頻繁に起こるようになりました。
整形外科を受診したところ、頚椎ヘルニアが見つかり、それが頭痛の原因であることが判明しました。
当院にて適切な治療と生活習慣の改善により、頚椎ヘルニアの症状とともに頭痛も徐々に改善していきました。
このように、頚椎ヘルニアと頭痛は単純な因果関係ではなく、複数の要因が絡み合って症状を引き起こしています。
そのため、頭痛の治療においては、単に痛み止めを服用するだけでなく、
頚椎ヘルニアそのものに対するアプローチが重要となります。
◯日常生活での対処法と改善策
頚椎ヘルニアによる頭痛に悩まされている方にとって、日常生活での適切な対処と習慣の改善は非常に重要です。
ここでは、症状を和らげ、さらなる悪化を防ぐための具体的な方法をご紹介します。
1. 姿勢の改善:良好な姿勢を保つことは、頚椎ヘルニアの症状改善に大きく寄与します。
デスクワークが多い方は特に注意が必要です。
・モニターの位置を目線よりやや下に調整し、首を前に出さない姿勢を心がけましょう。
・椅子に深く腰掛け、やや前傾を意識し、お腹を突き出すように意識すると背中が伸びやすいです。
・1時間に1回は立ち上がり、軽いストレッチを行いましょう。
例えば、ある患者さんは、スマートフォンの使用時間を制限し、使用時は目線を下げるのではなく、
スマートフォンを持ち上げて使用するよう心がけたところ、頭痛の頻度が減少したという報告がありました。
2. ストレッチと軽い運動:首や肩の筋肉をほぐすストレッチは、血行を促進し、緊張を和らげる効果があります。
・首を左右にゆっくりと傾ける
・ 肩を上下に動かす
・首を前側にのみ軽く倒す(※後ろ側の動きは控えてください)
これらのストレッチを1日3回、各5-10回ずつ行うことをおすすめします。
ただし、痛みを感じる場合は無理せず、医療専門家に相談してください。
3. 睡眠環境の整備:適切な睡眠姿勢は、頚椎への負担を軽減し、症状の改善に役立ちます。
・横向きで寝る場合は、首の高さに合わせた枕を使用しましょう。
・仰向けで寝る際は、首の下に小さなタオルを置くと良いでしょう。
余談ですが、ある患者さんは、当院でおすすめしている手作り枕を使用し始めてから、
朝の頭痛が劇的に改善したと報告しています。ご興味のある方は、直接当院へご連絡ください。
4. リラクゼーション法の実践:ストレスは筋肉の緊張を高め、症状を悪化させる可能性があります。
・深呼吸やメディテーションを日常的に行いましょう。
・入浴時にセルフマッサージで首や肩をゆっくりとほぐすのも効果的です。
5. 生活習慣の見直しとして:日頃の嗜好や習慣によって、症状が重症化していることもあります。
・ 喫煙は血流を悪くし、症状を悪化させる可能性があるため、可能であればこのタイミングで禁煙を始めてみましょう。
・ 適度な運動を心がけ、体重管理に気を付けることも大切です。
・バランスの取れた食事を心がけ、特に抗炎症作用のある食品(例:青魚、ベリー類、緑黄色野菜など)を
積極的に摂取しましょう。
これらの対処法を継続的に実践することで、多くの方が症状の改善を実感しています。
ただし、個人差があるため、自分に合った方法を見つけることが重要です。
◯患者さんからの喜びの声
こちらでは、実際に当院をご利用いただいている患者さんからのアンケートをご紹介します。
Q.何が決め手で当院を受診されましたか?(当院を選んだ理由など)
ホームページを見て。
Q.どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
デスクワークで慢性的な首の痛みを感じていました。
最近になって、頭の後やこめかみのあたりにかけて、頭痛が起きるようになり、
休んでも頭痛がおさまらなくなっていた。
心配になって整形外科に受診すると、「頸椎ヘルニア」と診断された。
Q.実際に受診されて良かったことを書いてください。
治療を始めて2ヶ月になりますが、頭痛が格段に改善し、首の痛みや肩こりも楽になりました。
一生頭痛薬を飲み続ける生活を覚悟していたので、思い切ってお世話になってよかったです。
本当にありがとうございます。
K.E様 女性 46歳 新居浜市在住 会社員
◯まとめ
頚椎ヘルニアによる頭痛は、悩んでいる方にとっては日常生活に大きな影響を与えます。
しかし、この記事を通じて、その原因と対処法について理解を深めていただけたのではないでしょうか。
頚椎ヘルニアと頭痛の関係、そしてそのメカニズムを知ることで、より効果的な対策を立てることができるようになります。
日々の姿勢の改善、適切なストレッチ、睡眠環境の整備など、ここで紹介した方法を実践することで、
多くの方が症状の軽減を実感しています。
例えば、デスクワークの合間に首のストレッチを取り入れた方や、枕を自分の体型に合わせて選び直した方などから、
「頭痛の頻度が減った」「朝起きたときの違和感がなくなった」といった声をいただいています。
しかし、忘れてはいけないのは、これらの対策は継続することが重要だということです。
一時的な改善で安心せず、長期的な視点で自身の健康管理に取り組むことが大切です。
また、症状が重い場合や、自己対処で改善が見られない場合は、迷わず医療機関を受診してください。
頚椎ヘルニアによる頭痛は、決して諦める必要のない症状です。適切な知識と対策、
そして必要に応じて専門家のサポートを受けることで、必ず改善の道は開けます。
この記事が、あなたの健康で快適な生活への一助となれば幸いです。
もしお近くにお住まいの方で、頚椎ヘルニアや慢性的な頭痛でお悩みの方がいらっしゃいましたら、
ぜひ当院にご相談ください。当院では、一人ひとりの症状に合わせた適切なケアと治療法をご提案いたします。
あなたにとって、痛みのない快適な日々を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
◯無料相談が可能です
・当院ではLINEから個別の相談を24時間受付けております。
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(監修 柔道整復師・鍼灸師 石田 将太郎 )