「庭の落ち葉を10分ほど掃いただけで、腰が重だるくなる…」
「稲刈りが終わって何日もたつのに、腰の重さが抜けない…」
「お祭りや旅行で子どもと歩き回った後、決まって腰が重くなる…」
そのようなお悩みはありませんか?
秋の西条は、庭仕事に稲刈り、お祭りと、体を使う場面が続きます。ひとつ終わってホッとしたら、もう次の予定。腰の重さは「そのうち抜けるだろう」と、つい後回しになりがちだと思います。
今日は、この時期に腰を痛めやすい場面ごとに、これまでのブログ記事をまとめてご案内します。あなたの場面に近いものから、読んでみてください。

秋の西条は、体を使う行事と作業が続きます
こんにちは。愛媛県西条市のいしだ鍼灸整骨院、院長の石田将太郎(いしだしょうたろう)です。
10月の西条では、だんじりやみこしが繰り出す西条まつりがあり、お隣の新居浜市では太鼓台が練り歩く新居浜太鼓祭りが行われます。田んぼでは稲刈り、庭では草むしりや落ち葉の掃き掃除。暑さがやわらいだ分、外で体を動かす時間が一気に増える季節です。
当院でこの時期にいただくご相談を振り返ると、私の実感では、次の順に多いと感じています。
- 草むしり・落ち葉掃きの後の腰やお尻の痛み
- 秋バテ・だるさ(そこから腰の痛みにつながる方も)
- 稲刈りの後の腰の重さ
- お祭りの後の腰の痛み
そして、この時期の疲れは、秋のうちに終わるとは限りません。稲刈り後の腰の疲れを放っておくと冬場になって悪化することや、年末に腰痛で来院される方の中に、この時期の疲れが関係している方がおられることを、これまでの記事でもお伝えしてきました。
だからこそ、秋の腰の重さを、冬まで持ち越さない。そのための記事を、場面ごとにご紹介します。
①草むしり・落ち葉掃き
こういう方に
- 庭の草むしりを、つい一気にやってしまう方
- 毎朝の落ち葉の掃き掃除の後、腰が重だるくなる方
草むしりは「一気にやりきらない」
お昼を食べてから日暮れまで草むしりを続けて、翌朝、右のお尻が痛くて立ち上がれない。50代・60代の女性からよくうかがうお悩みです。中腰や前かがみの姿勢が長く続くと、そのダメージが翌朝になって出てきます。30〜40分ごとに手を止めることと、作業後の背伸びやお尻のストレッチをご紹介しています。
▼【草むしり・翌朝お尻が痛くて立ち上がれなかった】しゃがんで草むしりをする50代・60代女性に伝えたい大切なこと
https://ishida-saijo.com/?p=4313
掃き掃除は「腰をひねらず、足を動かす」
私の義母の腰痛から生まれたお話です。腕だけで掃くと横揺れを腰で受けてしまうため、掃く方向に先に足先を向け、向きを変えるときは足を一歩動かす「受け流しフォーム」をご紹介しています。長い箒と短い箒の使い分けや、10〜15分ごとの休憩もまとめています。
▼ 落ち葉の掃き掃除で腰が痛くなるあなたへ|腰をひねらず足を動かす「受け流しフォーム」
https://ishida-saijo.com/?p=7249
②秋バテ・だるさ
こういう方に
- 夏を乗り越えたのに、体がだるい、疲れが抜けない方
- 涼しくなってから、腰の下やお尻の奥が痛むようになった方
夏の疲れは、涼しくなってから出てくることがあります
猛暑の中で心臓や肺に負担がかかり、呼吸が浅くなって内臓の働きも落ちる。その夏の疲れが秋に残るのが「秋バテ」です。40〜50代の女性に多く、胸を開く呼吸や、体の内側を温める工夫をご紹介しています。
▼【女性の体調不良・秋バテ】猛暑を乗り越えた女性に増える“秋バテ”の正体と改善への対策とは
https://ishida-saijo.com/?p=5434
だるさの先に、腰の痛みが出てくることも
夏のあいだ、体は脳と内臓の回復を優先するため、筋肉や関節は後回しになります。疲れを引きずった体が片足重心・かかと重心になり、骨盤の仙腸関節(骨盤の後ろ側にある関節)に負担が集まるお話です。レジ打ちの時間が増えたドラッグストア勤務の50代女性の例と、ご自宅でできる3つのセルフケアを載せています。
▼【秋の腰痛】立っているのがつらい…お尻の奥が痛む原因は「夏の疲れ」と仙腸関節でした|西条市の40〜50代女性へ
https://ishida-saijo.com/?p=7189

③稲刈りの後
こういう方に
- 稲刈りが終わっても、腰の重さや張りが抜けない方
- 「毎年のことだから」と湿布で様子を見ている方
刈り終えた後こそ、体のメンテナンスを
中腰、重い物の持ち運び、重機の乗り降り、長靴でのぬかるみ歩き。ふだん使わない大きな筋肉に、稲刈りの数日間で一気に負荷がかかります。稲刈りの後の腰痛を湿布で様子見していたら、冬になって朝起き上がれなくなった50代の兼業農家さんのお話と、入浴・寝る前のお尻のストレッチをご紹介しています。
▼ 稲刈りが終わってホッとしたあなたへ|その腰の重さ、冬まで持ち越していませんか?
https://ishida-saijo.com/?p=7300
来年の稲刈りの前に
稲刈りの3日前から始められる4つの運動(ドローイン・腸腰筋・太もも前・お尻のストレッチ)をまとめています。来年に向けて、今から読んでおいていただけたらと思います。
▼【稲刈り前に読んでほしい】腰痛は”刈る前”の準備で防げます|西条の米農家さんへ、3日前から始める4つの運動
https://ishida-saijo.com/?p=7090
④お祭りの後
こういう方に
- お子さんやお孫さんと一緒に、お祭りで歩き回った後に腰が重くなる方
- 湿布や脚のセルフケアを続けても、変わらない方
盲点は「手をつないで歩く」こと
お子さんと手をつないで歩くと、片側だけが引っ張られて体が横に傾き、腰痛につながることがあります。お祭りの後にぎっくり腰を繰り返していた30代のお母さんのお話と、体の横側を伸ばす2つのストレッチをご紹介しています。
▼【旅行やお祭りの後の腰痛を繰り返す本当の原因】小さなお子さんをお持ちのお母さんへ
https://ishida-saijo.com/?p=7219
抱っこしながら荷物を積む、その瞬間
同じお出掛けの後の腰痛でも、こちらは原因が別です。お子さんを抱っこしたまま重い荷物を車に積むとき、意識が二つに分かれて、骨盤の土台に負担がかかるお話です。下腹に意識を向け、お腹と背中で体を挟み込むようにする工夫をお伝えしています。
▼ 車に荷物を積んだ瞬間「ピキッ」|子どもを抱っこしながらの腰痛、我慢していませんか?
https://ishida-saijo.com/?p=7246
冷やす?温める?迷ったら
こういう方に
- 湿布を貼っても、効いている気がしない方
- 冷やすか温めるか、毎回迷ってしまう方
当院でお伝えしている目安
痛み始めて1週間くらいの間で、腫れや熱っぽさがある、お風呂で痛みが強くなるなら冷やしてOK。2週間以上たっているなら、あえてどちらもしなくて大丈夫で、「冷やさない工夫」と湯船につかる習慣を大切にしていただきたい、という目安をまとめています。湿布で変わらない腰は、原因が別のところにあるサインかもしれません。
▼ 湿布を貼っても変わらない腰痛|冷やす?温める?迷ったときの判断の目安
https://ishida-saijo.com/?p=7297
冬の作業の前に
こういう方に
- 冬に、柑橘農家のお手伝いや畑仕事の予定がある方
- 膝の変形を指摘されていて、ふだんより歩く日が不安な方
膝だけを見ない、という考え方
ふだんは車生活で、旅行やお手伝いなど「不意に歩く日」に膝が困る方が多いと感じています。冬に柑橘農家のお手伝いを控えていた、繊維工場で40年以上立ち仕事を続けてこられた60代の女性のお話と、股関節・足首と膝のつながりについてお伝えしています。
▼ 変形した膝と付き合いながら「進行を食い止める」という考え方|変形性膝関節症で手術を避けたい方へ
https://ishida-saijo.com/?p=7281
3日たっても変わらなければご相談を
ここまで、場面ごとに記事をご紹介してきました。どの場面でも、私がお伝えしている目安は共通しています。
- 3日かけて痛みや重さが落ち着いていくようなら、そのまま様子を見ていただいて大丈夫です
- 3日たっても変わらない、もしくは悪化しているようなら、我慢せずご相談ください
当院で診ていると、1週間我慢された方は、かばう動きの延長で、坐骨神経痛(お尻から脚にかけての痛み・しびれ)など、別のトラブルまで出てきている傾向があります。
「いつものことだから」「行事が全部終わってから」。そう思っているうちに、秋の疲れが冬まで続いてしまうのは、もったいないと思いませんか?
こういったときは、早めに病院へ
一般的には、次のようなサインがあるときは、腰以外に原因が隠れていることがあると言われています。
- 安静にしていても痛む、夜間に痛む
- 発熱を伴う
- 足やお尻のしびれが強い、力が入りにくい
- 排尿・排便に異常がある
ひとつでも当てはまるときは、様子を見ずに、できるだけ早く病院を受診してください。
秋の疲れを、冬に持ち越さないために
草むしりも、稲刈りも、お祭りも、西条の秋には欠かせないものだと思います。来年も、その先も、元気に続けていっていただきたい。それが私の願いです。
そのためにも、秋の腰の重さは秋のうちに。気になる記事があれば、ぜひ読んでみてください。そして、3日たっても重さが抜けないときは、一度当院へご相談ください。腰だけでなく、全身のバランスから原因を探していきます。
この冬を、腰の不安なく迎えられるように。お悩みを解決できるよう、お手伝いいたします。
ご相談は、お電話・Web予約・LINEからお受けしています。




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