「パソコンに向かうと10分もしないうちに重い痛みが出てきます」
「腰が痛くて椅子からすぐに立ち上がれません」
最近、腰痛にお悩みになった女性患者さんの来院が増えていました。
中には、高校受験をひかえた中学生の方から60代の経営者さんまで、
お困りのシチュエーションは様々でした。
さらに細かくお話を伺っていくと、
「腰が痛いままなので、子どもの抱っこが苦痛になってきて気持ちも辛いんです」
「いつも腰に不安を感じていて、最近クシャミをすると抜けるような痛みに襲われます」
「腰の痛みのせいで授業や課題に集中できていない」
腰痛によって家事や育児をはじめ、日常生活にさまざまな支障をきたしていることをお話しくださりました。
こんにちは。
愛媛県西条市でいしだ鍼灸整骨院を開業しています、
院長の石田将太郎です。
痛みや不安を抱えたたまま、
仕事に家事に育児にと、身を粉にして頑張られている女性が腰痛に苦しんでおられます。
特に、デスクワークによって腰を痛める方が多いことがわかりました。
そこでこの度は、
- 長時間座っていると腰が痛んでくる(趣味や運転なども含めて)
- デスクワークや事務仕事をメインにされている
- 在宅ワークやリモートワークが増えたことで腰痛が悪化した
そういった方に向けて、ちょっとした意識で腰痛を解消できる方法を3つ
ご紹介させていただきます。
このブログ記事がきっとお役に立てると考えております。
ぜひお時間の許すおりに、一度ご覧になってください。
解消法を実践していただくことで少しでも腰痛が軽くなっていただければ幸いです。
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【デスクワーク で腰が痛くなってしまう原因とは?】
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【気づいた方はもう安心!このポイントに気をつけましょう!】
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【整体師も実践!腰痛が解消できる3つの秘策をお伝えします!】
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【最後に】
【デスクワーク で腰が痛くなってしまう原因とは?】
突然ですが、もしあなたが魚だったらどちらの水の中に住みたいと思いますか?
A.川の上流で流れのある澄み切ったキレイな水
B.川の下流のよどんだ場所や、泥ぞこのあるため池
おそらくたいていの方はAを選ばれると思います。
そこには、水の流れという循環がありますよね。
実は腰痛には、血のめぐりという体内の循環が大きく関係しています。
人の体は「栄養」・「酸素」・「刺激」の3要素によって成り立っています。
そして、「栄養」と「酸素」は血のめぐりによって体内を循環し、
体中すみずみまで運ばれていきます。
また血のめぐりは心臓の働きだけでなく、
体を動かしたり、何かを感じたりといった「刺激」を受けて活発に循環します。
腰の筋肉は長時間「座りっぱなし」が続くことで硬く緊張していきます。
そして、硬く緊張した筋肉こそ「循環が悪い」状態です。
つまり、「酸素」や「栄養」が乏しくなり、硬く緊張した筋肉になっています。
柔らかく美味しいサーロインが、まるでビーフジャーキーのような状態に
なっているイメージです。
これでは痛みを感じてしまうことも、無理のないことだったと思えます。
このようなことから、筋肉は日頃よりやわらかく柔軟に保っておく必要があります。
【気づいた方はもう安心!このポイントに気をつけましょう!】
ただでさえ長時間座っていることで腰には負担がかかっていくのですが、
デスクワーク中や椅子に座っている時に、さらに腰痛を悪化させる原因を発見しましたのでお伝えしていきます。
特に女性の方には必見の内容となっています。
気になっていたので、デスクワーク中に腰痛でお困りになる患者さんたちのお体を調べていました。
すると、皆ふくらはぎと足首が硬いという共通点がありました。
その中でふと、待合室で座っている患者さんの様子を見たところ…
爪先立ちのような姿勢をされている方が多いことに気づいたのです。
↑の画像の足もとを見ていただくと、かかとが浮いてつま先だけで接地していますよね。
「座っているのにつま先立ち姿勢」
実はこの姿勢を気付かずに長時間続けていることで、ふくらはぎをはじめ太ももなど
脚の筋肉が硬く緊張していきます。
そして体の中では、腰から下半身の循環が悪いままとなってしまいます。
体中を循環したい血のめぐりが下半身でストップしてしまいます。
このような状態では椅子から立ち上がったり、
物を拾うために前かがみになるような動きは辛いですよね。
腰痛が悪化したり長引く可能性も高まります。
ぜひ一度、知らない間に「座っているのにつま先立ち姿勢」になっていないか
意識してみてください。
【整体師も実践!腰痛が解消できる3つの秘策をお伝えします!】
ではこのように辛い腰痛を解消するために、
気軽に取り組める解消法を3つご紹介させていただきます。
どれも簡単な内容となっていますので、ぜひ毎日の生活の中やお仕事中に取り組んで
いただければと思います。
①椅子に座っている時には、足裏を地面につける
これは先述した「座っているのにつま先立ち姿勢」にならないように注意していただく
ための方法です。
お膝と足指が正面まっすぐを向くように意識し、足の裏がピタッと接地していることを感じて
みましょう(足と足の幅は、肩幅よりやや広いぐらい)。
②アラーム機能を使い、1時間に一度は椅子から立ち上がり体を動かす
ある論文データによると、
「座ったまま足を動かさずに過ごす時間が1時間を超えると、血流が悪くなり、
血管の内表面を構成する内皮に悪影響が出始める」
ということがわかっているようです。
長時間の坐位で脚の血流が悪くなる理由には、血管にも大きなストレスがかかっている
ためだったのですね。
https://dm-net.co.jp/calendar/2015/024246.php
(引用元:糖尿病ネットワーク)
③ぬるめのお湯で入浴する機会を増やす
38〜40℃ぐらいのぬるめのお湯に10分程度浸かっていただくことをオススメしています。
リラックス効果と水圧によるマッサージ刺激によって筋肉がほぐれます。
筋肉がほぐれることで血のめぐりが良くなります。
睡眠の質も上がり、疲れの抜けがよくなりますよ。
シャワーでお済ませの方も、
週に1〜2回からでいいのでぜひ入浴の機会を増やしてみてください!
【最後に】
ここまでご覧いただきありがとうございます。
この度は、デスクワークや長時間の座り姿勢によって起こる腰痛に対しての解消法を
3つご紹介させていただきました。
実践していただくことで、腰痛が軽くなっていく可能性が高まります。
しかし、頑張って取り組んでみても、
「なかなか腰痛が改善されない」
「痛みが残ってスッキリしない」
そういった場合には、お体の中になにか他の原因があるかもしれません。
そのような際には、一度お体をしっかりと検査する必要性があります。
もちろん当院でも検査が可能です。
そして、根本的な治療として整体や鍼治療をおすすめします。
不安のある方や、早急に改善したいとお考えの方はぜひ当院へご連絡いただけると
幸いです。
他にも、腰痛だけでなくお尻の痛みや様々なお悩みの相談も承っておりますので、
お一人で悩まずに、まずは一度お気軽にご相談ください。
痛みや辛さに寄り添い、確実に改善へ導きますのでご安心くださいね。
・LINEからも個別の相談を24時間受付けております。
LINE: https://lin.ee/eqCoX5G (@771gtuks)
お友達追加をしていただき、お気軽にご利用ください。
「このような症状ですが良くなりますか?」
「○○と言われましたが治療できますか?」
「最近○○がしにくいのですが原因がわかりますか?」
などとメッセージをください。
どんなに些細なお悩みでも大丈夫ですよ。
(監修 柔道整復師 鍼灸師 石田将太郎)