「雨の日は頭痛がひどい」

 

「デスクワーク中に肩がこってパソコン画面がつらい」

 

「鎮痛薬の効きも雨の日は悪いように感じる」

 

そういった経験をされたことはありませんか?

 

当院では40〜50歳代の女性で、事務職やデスクワークをしている方から、

天気が崩れるたびに体調が悪化するという声をよく伺います。

 

ただでさえ長時間のパソコン作業で肩や目が疲れているのに、低気圧まで重なると不調が一気に強まってしまうのです。

 

今回は、デスクワーカーに多い「肩こり・頭痛・眼精疲労」と気象病の関係、

そして日常でできる対策についてお伝えします。

 

 

気圧の変化が“デスクワークの不調”を悪化させる理由

 

こんにちは。

愛媛県西条市でいしだ鍼灸整骨院を開業しています、院長の石田将太郎(いしだしょうたろう)です。

 

デスクワークは長時間同じ姿勢でいるため、首・肩・背中の筋肉に常に負担がかかっています。

そこに気圧の変化が加わると、次のような影響が重なります。

 

・気圧が下がると血管が拡張し、頭痛が起こりやすくなる

・血流の滞りが強まり、肩こりや首のこわばりが悪化する

・自律神経が乱れると疲れや傷んだ組織の回復が遅れ、眼精疲労や集中力低下につながる

 

つまり、普段から「首・肩・目」に負担を抱えているデスクワーカーは、低気圧の影響を特に受けやすいのです。

 

 

雨の日に起こりやすい肩こり・頭痛・眼精疲労のメカニズム

 

日頃から肩こり、頭痛、眼精疲労を感じられる方には、雨降りの影響がさらに上乗せさせられることになります。

ここでは、低気圧や湿度の影響と、そのメカニズムを簡潔にまとめます。

 

①肩こり

血流が悪くなると筋肉に酸素が行き渡らず、硬さや痛みを感じやすくなります。

低気圧は血管の拡張や水分代謝の乱れを引き起こすため、肩こりが強く出やすくなります。

 

②頭痛

片頭痛タイプの方は、気圧低下で血管が広がると神経が刺激され「ズキズキ」とした痛みが出やすくなります。

緊張型頭痛タイプの方は、肩や首の筋肉が硬くなることで「締めつけられるような痛み」が強まります。

 

③眼精疲労

雨の日は光の量が減るため、目がピント調整をする回数が増え、目の奥が重だるくなりやすくなります。

さらにデスクワークによる画面凝視が重なることで、頭痛や吐き気につながることもあります。

 

 

デスクでできる!お天気痛解消の即効セルフケア

 

低気圧の影響は完全には避けられませんが、日常のちょっとした工夫で症状を和らげることは可能です。

そして大切なことは、効果に即効性を求めることは難しいため、日頃からコツコツと継続しておく必要があります。

 

1. 首・肩のストレッチ

・首を左右にゆっくり倒す

・肩をすくめて5秒キープ → ストンと力を抜く

・両手を組んで上に伸び、背筋を大きく伸ばす

デスクに座ったままでもでき、血流改善に効果的です。

 

2. 蒸しタオルで首・目を温める

電子レンジで温めたタオルを首や目の上にあてると、血流が良くなり筋肉の緊張がやわらぎます。

「気持ちいい」と感じる温度が目安です。

 

3. こまめに休憩し“20-20-20ルール”を意識

パソコン作業では、20分に1回、20フィート(約6m)先を20秒見る「20-20-20ルール」が有効です。

目の筋肉を休ませることで眼精疲労を防ぎます。

 

4. 水分をこまめにとる

雨の日は喉の渇きを感じにくいですが、水分不足は血流を悪化させます。

常温の水やお茶を意識して飲むようにしましょう。

上記3.のタイミングで一緒に水分補給をするなど、頻度と時間の管理が大切です。

 

 

それって本当にお天気痛?|症状が長引くときは専門家に相談を

 

セルフケアを継続的に行っても症状に変化がない場合、自己判断で市販薬を常用するのはおすすめできません。

特に頭痛薬の使いすぎは「薬物乱用頭痛」の原因になることがあります。

・頭痛や肩こりが週に何度も出る

・目の奥の痛みや吐き気が強い

・めまいやふらつきが伴う

・嘔吐感または嘔吐を伴う

こうした場合は、専門家に相談することが必要です。

 

当院でも、デスクワーカーに多い首・肩・目の不調や、気象病による頭痛・だるさに対して、

鍼治療や整体を通じたケアを行っています。

 

また、医学的な検査やヒヤリングを用い、専門医への受診が必要な場合には紹介を促します。

「天気が悪い日は仕事にならない」と悩まれている方も、一度ご相談ください。

 

 

まとめ:デスクワーク×お天気痛は工夫で乗り切れる

 

雨の日や低気圧の影響で起こる肩こり・頭痛・眼精疲労は、デスクワーカー特有の“二重苦”です。

ですが、改善を諦める必要はありません。

 

今回ご紹介させていただいたセルフケアとして、

・デスクでできるストレッチ

・蒸しタオルでの温め

・目の休息ルール(20-20-20)

・こまめな水分補給

こういった習慣を取り入れることで、不調を和らげながら仕事に向き合うことができます。

 

必要以上の我慢はせず、セルフケアと専門的な施術を組み合わせて、天気に左右されにくい体へと整えていきましょう。

当院でお力になれることはたくさんあります。ご相談も受け付けていますから、お気軽にご連絡くださいね。

 

 

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(監修 柔道整復師・鍼灸師 石田将太郎)

 

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