「梅雨になると頭痛がひどくなるので薬を飲む量が増えます」
「体が重だるくてやる気がでない」
梅雨に入り、当院をご利用の患者さんからこのような声を聞くことが増えました。
また最近こられた初診の患者さんからは、
「あしがむくんで、冷えるんです」
「いつもより肩こりがひどくて、背中や腰まで痛い時があります」
そのようなお困りをお聞きしました。
こんにちは!
愛媛県西条市でいしだ鍼灸整骨院を開業しています、院長の石田将太郎です。
湿度が高くなると、ジメジメして気分がどんよりしませんか?
お洗濯も乾きが悪いし、生乾き臭に悩まされます。
クセ毛の私は、髪の毛を整えるのも大変です。
そしてやはり、体調もどことなくすぐれませんよね。
この度は梅雨時の体調不良について調べてきましたので、みなさまにもシェアさせていただきます。
少しでもみなさまのお役に立つ情報となっていれば幸いです。
さっそく今日から取り組める対策法もありますので、ぜひ最後までお読みください!
- 【不調の原因は汗のかき方にあった!?】
- 【梅雨時の不調を解消!簡単な3つの対策をお伝えしていきます!】
- 【冷え性の方へ】
- 【最後に】
【不調の原因は汗のかき方にあった!?】
どうやら人の汗のかき方は2種類あるようです。
①運動中やサウナに入った時にかくような一般的な目に見える汗
②霧のような汗で、すぐに蒸発してしまうため目には見えない汗
特徴として②の汗は、季節に関係なく、年中いつもかき続けているようです。
汗には、体温調節と老廃物を体の外へ出す働きがあります。
問題は②の汗には弱点があり、
それは、湿度が高くなると体から出ていく力が弱まるようなのです。
つまり、老廃物が体の外へ出にくくなり、体内に悪いものが溜まりやすくなっていきます。
また、体温調整がしにくくなるので、
熱がこもったり、冷えを感じやすくなったりして、それらは自律神経を乱す働きとなります。
これではお体に不調を感じることも、不思議ではないように思えてきます。
【梅雨時の不調を解消!簡単な3つの対策をお伝えしていきます!】
①お風呂では少し熱めのお湯に浸かりしっかりと汗をかく
もしくは半身浴でじっくりと時間をかけて汗をかきましょう。
汗をかいたあとは水分補給を忘れずにお願いします。
特に、お風呂はシャワーで済ませがちな方が多いですが、週に一回でも二回でもいいので、
入浴の機会を増やしてみてください。
※水分補給の目安ですが、体重×30ml /日を指標に計算した水分量を目標に。
ex 体重50kg×30ml=1500 1500ml(1.5ℓ)が1日の目標(汁物など食事内のものも含む)
②屈伸運動や伸びなど、簡単なストレッチや動作で体に刺激をいれる
大きな体の動きで筋肉や関節に刺激を入れると血の巡りや代謝がアップします。
難しいストレッチや体操でなくて大丈夫です。
ラジオ体操や、体育の授業でしたことのある準備体操などを思い出しながら、
2種類ぐらいでお体を動かしてみましょう。
③1時間に一度は大きな深呼吸をする
梅雨にかぎらず、低気圧になると体には酸素が不足しやすくなり、ぼーっとしがちです。
できればマスクを外し、思い切って大きな深呼吸をしましょう。
【冷え性の方へ】
「梅雨時になると足先が冷える」とお悩みの方がおられます。
そういった場合、靴下をマメに履き替えることをおすすめします。
足汗をかく方は意外と多いようです。
実は湿気を帯びていると冷感を感じ取りやすいようです。
エアコンの冷房や除湿機能を使うようになっていきますよね。
冷たい空気は下へ下へと落ちていきます。
湿った靴下が冷え、足先や指先が冷えてしまう恐れがあります。
手間ではありますが、一度おためしください!
【最後に】
ここまでご覧になっていただき、ありがとうございます。
この度紹介しました3つの方法を日常生活に取り入れていただき、継続していくことで梅雨時の
不調から抜け出せる可能性が高まります。
しかし、
「頑張って続けているけど一向に良くならない」
「体調が悪化する一方だ」
そのようにお悩みの方もおられると思います。
そういった時はお体の中になにか別の原因が隠れていることがあります。
不安がある方や早急に改善したい方は一度当院へご連絡ください。
整体によってお体を整えることや、鍼治療で体中の血のめぐりや様々な循環を高めていくことで、
梅雨時の不調、または、いつもより辛く感じる肩こりや腰痛、頭痛がスッキリしますよ。
梅雨をうまく乗り切りましょう!
監修 柔道整復師 鍼灸師 石田将太郎