
毎年、梅雨時期になると朝から頭がズキズキして1日が憂鬱になる…
こめかみのあたりを両側から挟みたくなるような頭痛がよく起きる
肩こりも辛くてイライラする
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧いただくことで、梅雨時期や低気圧で悪化する頭痛と肩こり、
気分の落ち込みやイライラを防ぐためのポイントを知りことができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
梅雨時期の頭痛肩こりでイライラする
こんにちは。
愛媛県西条市でいしだ鍼灸整骨院を開業しております、院長の石田将太郎(いしだしょうたろう)です。
早速ですが、このブログを書いたきっかけがあります。
40代の女性患者さんから、「朝から頭痛がして1日が憂鬱になるんです…
両手で頭を支えたくなるような、こめかみのあたりを両側から挟んでいる格好にしょっちゅう
なってしまうんですよね」と、お悩みのご相談がありました。
さらに、こちらの方は子育て世代でパートのお仕事をされている方で、
子どもの身支度でイライラしてしまう…
家事が手につかない…
という状態になっていたんです。
パートに行く前にだけ飲むようにしていた頭痛薬も、だんだん効き目が
悪くなってきたとのこと。
そして、特に梅雨時期になると酷くなるんですよね。
毎年この時期になると体調に悩むこともうんざりしているし、誰にもわかってもらえない
感覚もあって、イライラして家族にキツく当たってしまう自分が嫌になる…
このような状態を、涙ぐみながらにお話しくださいました。
一人で背負い込んでいたんだと思います。痛みもさることながら、気持ちも本当に辛かったはずです。
しかし、施術を続けて痛みの原因から対処することで、症状がみるみる緩和されました。
では、この方の頭痛の原因は何だったのか。
詳しく解説していきますので、同じようなお困りを抱えているようでしたら、
あせらず一緒に解決していきましょうね。
梅雨時期の頭痛とは?|低気圧と体内の圧力の関係
なぜ梅雨時期や低気圧になると、頭痛や肩こりがひどくなってしまうのか。
ポイントは、気圧と体内の圧力の関わりなんです。
実は、高気圧と低気圧で体が変化するってご存知ですか?
知っていて欲しいので、分かりやすく解説していきますね。
登山にお菓子の袋を持って行ったら、袋がパンパンに膨らんでいるのをみたことが
ありませんか?

山の上は気圧が低いので、袋の空気の方が外よりも強くなって、袋が膨らむんです。
(袋の外へ押し出そうとするような空気の働き)
体の中でも、実は同じようなことが起きています。
気圧が高い日は、体が高まった圧力に潰されないように少し膨らむとイメージしてください。
反対に、気圧が低い日は、体内の圧力も下がって、血管やリンパの流れが普段よりも
ゆっくりになてしまうんです。
それでは、なぜ低気圧だと頭痛や肩こりが起こりやすいのでしょうか。
ここにこそ、今回の大事なポイントがあるんです。

原因は水分代謝の低下!体液循環が頭痛を引き起こすメカニズム
一般的に、低気圧の頭痛といえば、「気圧に弱いから仕方ない」「元々そういう体質だ」「この期間だけ
頭痛薬でしのげばいい」というイメージを持たれている方が多いと思います。
もちろん、気圧への過敏さが関係するケースもあります。
ただ、今回の患者さんの場合、もっと根本となる原因があったんです。
それこそが、水分代謝の悪さだったんですね。
「水分代謝が頭痛に関係するの?」と思われたかたもいるかもしれません。
少し説明していきますね。
水分代謝というのは、水分を体に取り入れて、全身に巡らせ、不要になったら外に出すいう
一連の流れのことなんです。
たとえるなら、自宅の水道や下水道のシステムのようなイメージです。
蛇口から水が入ってきて、パイプを通って家中に行き届き、使い終わった水は排水溝を通って
外に出ていきますよね。
体の中でも同じように、摂取した水分が全身を巡って、汗や尿として体外へ出ていく
仕組みがあるんです。
この流れがスムーズにいかなくなっている状態を、水分代謝が低下している、
または、水分代謝が悪い状態と言います。

今回の患者さんは、下半身にむくみがあって、手先の循環も悪くなっており、
指先が腫れぼったい状態でした。
つまり、全身の体液の流れが滞っていたんです。
イメージしていただきたいのが、澱(よど)んだ川です。
きれいな川は絶えず水が流れて澄んでいますよね。
でも、流れが止まってしまうと、川の水が澱んで汚れやゴミが溜まり、水が重くなってなっていく。

水分代謝が悪い体では、これと同じことが体の中でも起きているんですよね。
そして、ただでさえ流れの悪いところに、低気圧による圧力変化が追い打ちをかけてしまう。
体内の圧力が下がることで、血管やリンパの流れ(体液循環)が緩やかになってしまって、
特に首や肩まわりに体液が溜まりやすくなります。
そこに重だるさや締め付けられる感覚が出てきて、頭痛や肩こりにつながっていたんです。
つまり、
水分代謝の低下
↓
全身の体液循環が滞る
↓
低気圧で体液の流れがさらにゆるやかに
↓
首や肩まわりに負担が集中する
↓
頭痛・肩こり
という連鎖が起きていたんですね。
頭痛を和らげる対策|寝る前のラジオ体操で体をリセット

ここからは、梅雨時期の頭痛を和らげるための対策をお伝えしていきます。
大切なことは、気圧が崩れる前日の夜に、体液の流れを良くする「刺激」を入れておくことです。
低気圧の影響を受けてから動き出しても、時すでに遅しというケースが多いんですよね。
なので、天気予報などをチェックしながら、
前日もしくは、遅くても前夜のうちに対策を行うことが大切です。
梅雨の始まりの頃は、毎日でも行うようにしてください。
体が梅雨に慣れるまでの準備期間と捉えましょう。
対策①寝る前のゆるゆるラジオ体操
就寝の1〜2時間前にラジオ体操をして、体に軽い刺激を入れてあげてください。
YouTubeで「ラジオ体操」と検索すると動画が出てきますので、それを再生して一緒にやってみましょう。
ポイントは一生懸命やるのではなく、軽い運動程度で済ませること。
そして、寝る直前の実施はNGです。
寝る直前に体を激しく動かすと神経が高ぶってしまい、眠りが浅くなります。
就寝の1〜2時間前に行うことで、体液循環にスイッチを入れつつ、寝るまでに体が落ち着き
やすくなりますよ。
対策②首のストレッチ
そして、ラジオ体操と合わせて行っていただきたいのが首のストレッチです。
ここからは左の首を伸ばす方法をお伝えしていきますが、左右とも行うようにしてください。
左の首を伸ばす場合、左手を背中に回して、右手で左の鎖骨の下あたりを押さえます。
その姿勢のまま、頭を右側のやや後ろに倒します。
20秒ほどキープしたら、反対側も同じように伸ばしてください。
このストレッチは、鎖骨の下あたりを押さえている側の手にポイントがあります。
この手によって体が固定され、余計なあそびが抑えられるために首の伸びが良くなります。

さらに、服の上からでなく地肌に触れていると皮膚同士の摩擦で固定力がさらに高まります。
よりストレッチの効果を高めることができるので、ぜひ入浴中やお風呂上がりには
素肌に触れる形で行ってください。
注意点として、首の角度がキツイとめまいを感じることがあります。
「ちょっと伸びているな」という程度でも十分ですので、無理に強く伸ばさないでくださいね。
そして、もうひとつ大切なことがあります。それは、日頃からの水分補給です。
水分代謝を整えるには、まずは水分を十分に摂ることが基本となります。
コーヒーや緑茶ではなく、ミネラルウォーターや麦茶、白湯を意識的に摂るように
心がけていただきたいと思います。
他にも、入浴習慣や睡眠時間の確保、食事の見直しといった、日々のルーティンを
見直してみることもポイントです。
まとめ|梅雨や低気圧による頭痛は事前対策が大切
今回のまとめです。
このブログでは、梅雨時期や低気圧による頭痛と肩こりについて解説しました。
ポイントを整理すると、
⒈気圧が下がると体内の圧力も下がり、血管やリンパの流れがゆるやかになる
⒉もともと水分代謝が悪くて体液の循環が滞っていると、低気圧によって頭痛や肩こりが現れやすい
⒊寝る前のラジオ体操と首のストレッチ、日頃の水分補給が対策になる
ということでした。
セルフケアで体液循環を刺激することは大切ですが、根本的には体全体のバランスを
整える必要があります。
当院では全身のバランスを調整する施術を得意としています。他にも、優しい刺激の鍼を使った
ツボ治療も効果的で、当院の人気治療にもなっています。
お悩みの方は当院のホームページからお気軽にお問い合わせください。
施術の予約には便利な24時間対応のWEB予約もありますのでご利用くださいね。
ブログの内容は以上となります。
梅雨時期の頭痛・肩こりにお悩みの方、低気圧頭痛やお天気痛にお困りの方々のお役に立つ
記事となっていれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

(監修 柔道整復師・鍼灸師 石田将太郎)

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