【急な腹痛・腹下し・下痢】食べすぎ飲みすぎ、冷たいものの摂りすぎが原因のその症状に。とっておきの対策をお伝えします!|【愛媛県西条市・新居浜市・いしだ鍼灸整骨院】

 

「旅行先だと食べすぎてしまって、わかっていても必ずお腹の調子を崩す」

 

「冷たいものを飲みすぎてお腹を下した」

 

「子どもがアイスクリームを食べすぎてお腹が痛くなった…」

 

長期休暇で旅行に出かけた時や、お盆で旦那さんの実家に帰省した時に、

ご家族が急な腹痛に襲われたり、お腹を下したりすることってありますよね。

 

そして、

「地元じゃないし、お盆休みで病院にも行けなくて本当に困った」

「食中毒だったらどうしようかと思って、色々調べてたら旅行どころじゃなくなっていた」

このようなお話を当院の患者さんから聞くことがあります。

 

今回のブログではそういったお困りに対して、

私の臨床知識をもとに、とっておきの対策方法をお伝えしていきます。

また、細菌やウイルス感染が原因で起きる食中毒との鑑別方法も簡易的ですがご紹介しています。

 

せっかくの旅行や帰省を満喫していただけるよう、予備知識として身につけていただければ嬉しいです。

ぜひ最後までブログをご覧ください。

 

 

はじめに

 

こんにちは。

愛媛県西条市で「いしだ鍼灸整骨院」を開業しています、院長の石田将太郎(いしだしょうたろう)です。

 

今回のブログでは、急な腹痛、腹下し、突発的な下痢が起きた時の対策方法を中心にご紹介していきます。

 

突然ですが、私は兵庫県出身のため、年に数回帰省をします。

大抵の場合、旅行を兼ねての帰省にしているので、ホテルに泊まることが多いんです。

 

あるあるかもしれませんが、

いつもは朝食を食べることが苦手な私なのですが、

なぜかホテルに泊まると、朝食バイキングがあるためか朝から目一杯食べてしまいます。

 

そしてそして、その後はお決まりのようにお腹が痛くなってしまいます。

わかっているのにセーブできない…。情けない大人です。

 

はたまた子どもに目を向ければ、ジュースやデザートをたくさん食べてしまって、お腹を下してしまうことも…。

家族でなにしてんねんとツッコまれそうです。

 

 

でも、このような経験って案外身近なものではないでしょうか。

そして、こういった時に対策方法を知っておくと、心強いですよね。

 

今回紹介する対策方法は、大人にも子どもにも使える方法です。

知らない土地で、ましてや病院も閉まっているような時に限って、

腹下しや下痢に悩まされることってありますよね。

 

そのようなシチュエーションでも安心していただけるように、ぜひ知っていただければ幸いです。

 

 

急な腹痛・腹くだしが起きた時の特攻穴(とっこうけつ)のご紹介

 

早速ですがここからは、食べすぎや飲みすぎが原因で起こる腹痛や下痢症状、

冷たいものの摂りすぎや冷房機器の影響で、お腹や体が冷えて腹下しが起きた場合に、

ぜひとも試してほしい、効果的なセルフケアの方法をお伝えしていきます。

 

今回ご紹介するセルフケアでは東洋医学の経穴(けいけつ:ツボのこと)を使います。

そして、活用するツボは『裏内庭:うらないてい』という名前がついています。

 

裏内庭は足の裏にあるツボで、

便秘や下痢、嘔吐、食あたり、腹痛、消化不良など、消化器系の不調に効果があるとされています。

他にも、冷え性や血行不良の改善にも役立つとされています。

※赤色でマークしているポイントが裏内庭

 

まず、裏内庭がある場所の探し方をお伝えします。

足の人差し指を図のように折り曲げた時に、指先の腹と足裏とがくっつく場所に裏内庭は存在します。

わかりやすくマジックなどでマークしておきましょう。

  

 

次に、裏内庭への刺激の方法を解説していきます。

そもそも、腹下しや下痢が起きている時には、「冷え」が影響していることが多いです。

そのため裏内庭に対する刺激方法には、「熱」を用います。

 

この時、線香(喫煙をされる方であればタバコでも可能です)が使いやすく、手に入れやすいと思います。

線香に火をつけ、火傷に注意しながら裏内庭にゆっくりと近付けていきます。

※皮膚に火を当ててしまわないように注意してください。熱を感じさせることが目的です。

 

両足共に行っていくと、熱を感じにくい側があると思います。

線香を近づけたり離したりしながら、両足の裏内庭に感じる温度感覚がだいたい同じになるまで、

温熱刺激を続けます(熱を感じにくい側だけに行っていただいてもOKです)。

 

手順としてはたったこれだけですが、上手く刺激できれば、お腹の調子がスッと落ち着いていく可能性が高いです。

くれぐれも、火傷や火事に注意しながら行ってくださいね。

 

すぐに線香などを準備できない場合には、少し痛い程度の力加減で指圧をしてください。

「指で5秒間押したら離す」を10回繰り返しましょう。

 

また、ドラッグストアで手に入る市販の「せんねん灸」を使用することもお手軽でおすすめです。

デメリットとしては、煙がたくさん出るタイプのものが多いため、使用する際には場所を選びます。

 

 

この症状は病院に行くべき?単純な腹下しと食中毒との見分け方

 

例えばお子さんが急にお腹が痛くなったとか、下痢が止まらないとなった場合には、

もしかしたら細菌やウイルスによる感染が原因で、食中毒を起こしている可能性があります。

 

このような場合には、消化した裏内庭へのセルフケアはおすすめできません。病院受診をおすすめします。

もしくはお盆休みなどの期間であれば、救急で開いている医療機関を検索し、

まずはお医者さんの指示を仰ぐようにしてください。

 

以下は簡易的ですが、

感染性の食中毒の場合に起こる身体症状や感覚の訴えをまとめています。

いざとなった時の判断基準として活用ください。

 

・発熱がある

・吐き気や嘔吐を伴う

・耐えがたい腹痛

・下痢

場合によっては頭痛、血便、筋肉痛、倦怠感を伴うこともあります。

重症の場合は脱水症状や、毒素による神経症状(頭痛・めまい・視力障害・呼吸困難)もみられます。

 

「急に寒気がしてきた」

「手先や足先から血の気が引いたように、冷たくなってきた」

こういった感覚を訴える傾向もあります。

 

生(ナマ)物や貝系、火の通りのあまい物、異臭を感じたものを食べてしまった、

そういった記憶がある場合には、食中毒の可能性は高いと思います。

 

また、夏場は雑菌とともに最近も繁殖しやすいことを知っておきましょう。

包丁やまな板の使用方法によっても、感染を引き起こす可能性が高まりますので要注意です。

 

そして、日頃の疲れや睡眠不足が影響し、抵抗力が下がっているような時にも注意が必要です。

日頃から食べすぎや飲みすぎに注意し、規則正しい生活にも意識を向けるようにしていきましょう。

 

 

まとめ

 

ここまでご覧いただきありがとうございます。

 

今回のブログは、急な腹痛や下痢、食べ過ぎやお腹の冷えが原因の腹下しについて、

対策方法をメインにお伝えしてきました。

 

また、病院受診が望ましい状態との鑑別方法についても触れています。

 

腹痛や腹下しは身近な身体トラブルと認識していますが、いざとなった時の対処方法となれば、

お薬を飲むことぐらいしか知られていないと思います。

 

今回は『裏内庭:うらないてい』という、

東洋医学で用いる経穴(ツボ)を利用した対策方法をご紹介させていただきました。

 

副作用もなく、火傷や火事にさえ注意していただければ、比較的簡単で安全な方法です。

いざとなった時にきっとお役に立てると思いますから、ぜひご活用いただければ幸いです。

 

最後になりますが、

旅行やレジャー、帰省中の生活が安全で快適なものとなりますよう心からお祈り申し上げます。

 

 

疑問や質問がございましたらどうぞ遠慮なく|腹痛・腹下し以外にもご対応いたします

 

「こんな症状だけど病院に行くべき?」

「もっと詳細に熱刺激の方法を教えてほしい」

「慢性的な腹痛(過敏性腸炎)の治療をしたい」

そういった場合には、当院の公式LINEアプリをご利用いただき、メッセージをください。

できる限りのご対応をいたしますので、お気軽にご利用ください。

 

今回のブログは以上となります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

疑問質問などは当院の公式LINEをご利用いただき、遠慮なくお問い合わせください。

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※当院は完全予約制・自費診療専門の鍼灸整骨院です。

 

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2回目以降:9,800円(税込)

 

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(監修  柔道整復師 鍼灸師  石田将太郎)

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