「右肩が痛くて体を洗うのも一苦労。洗濯物の干し入れや、棚から物を取り出すときにも辛い思いをする」
「なかなか良くならないから自分でも腕や肩のあたりを毎日マッサージしています」
もしかしたら、このブログをご覧のあなたは「右肩の痛み」や「腕の動きの制限」にお悩みではないでしょうか。
「孫に抱っこをせがまれると、肩の痛みを気にしてしまって、以前のように素直に喜べなくなった」
「実家がキウイ農家なんだけど、手伝いが思うようにできなくて肩身がせまい」
右肩が痛むことでこのような辛い想いをされた方々が当院にお越しになられています。
そのような中で、同じように治療を受けていただいても、
比較的早期に改善する方と、改善までに時間がかかる方がおられました。
今回は、改善に時間を要した例をもとに、
右肩の痛みや慢性化した五十肩(四十肩)が長引く原因・慢性化の原因を紹介しています。
また、その原因は日常生活のなかにあったり、
とても身近なことだったりするので、対策や代案を一緒に紹介しています。
ぜひ最後までご覧いただき、お悩みの解消にお役立ていただければ幸いです。
はじめに
こんにちは。
愛媛県西条市で「いしだ鍼灸整骨院」を開業しております、院長の石田将太郎(いしだしょうたろう)です。
今回のブログは、
「右肩が痛くて腕が上がらない」「病院やリハビリに通っているのに良くならない」
そういったお悩みの方に向けて、
普段の生活の中で自然と行うことになる“痛みを長引かせてしまう動作”についてお伝えします。
西条市でも、四十肩・五十肩や肩関節周囲炎に悩まれる方は少なくありません。
実は、肩の痛みを改善する上で大切なことは、
「痛みを再現しないこと」「日々の動きの中に、小さな気づきを持つこと」だったりします。
ブログでは実際の患者さんの症例をもとに、右肩の痛みを悪化させないための【3つの注意点】をご紹介します。
当院のYouTubeでも解説していますので、ぜひ併せてご覧ください!
【注意点①】シートベルト装着時の動作に要注意!
右肩の痛みで多くの方がつらいと感じるのが、車のシートベルトを装着する動作です。
通常、右手でシートベルトを取って左側へ装着する動きは、肩を大きく上げる必要があります。
痛みがある場合、その動作がダメージを繰り返す「悪循環の入口」になることも。
対策ポイント:
・一度体を右にひねって、肩を上げずにシートベルトを取る
・もしくは、左手を使ってシートベルトを引き出す
このように“肩をかばいながら動作する工夫”を取り入れるだけでも、痛みの蓄積を避けることができます。
【注意点②】服の着脱方法を変えるだけで負担軽減!
意外と見落とされがちなことが、服を着たり脱いだりする動作です。
痛む肩を使って服を無理に通したり脱いだりしていると、治りかけの状態を自ら壊してしまう原因にもなります。
着脱の正しい順番:
・着るとき → 右腕から通す
・脱ぐとき → 左腕から脱いで、左手で右袖を外す
これは肩を傷めた際のリハビリ現場でも徹底されている基本動作です。
何気ない日常の中で、肩にストレスをかけない行動を積み重ねることが、回復への近道です。
【注意点③】痛い場所を頻繁に触ったり、再現したりしていませんか?
「今日は少し動くかな?」「痛みは軽くなったかな?」このように、
少しでも良くなったサインを探すような動きを、無意識に繰り返してしまっている方は多いです。
当院でも、痛みが慢性化している方ほど、
日常の中で何気なく“痛みの様子を確かめる動き”をされていることが多い印象です。
避けるべき行動:
・痛い部分を揉む・押す・触る
・「ここまで動くかな?」と、無理に可動域を試す
・痛みを“確認”するようなクセ
これらはすべて、治りかけた傷口を再び開いていく行為と言っても過言ではありません。
たとえば、ケガで指を切った時、絆創膏で守って触らないようにするように、
肩の痛みも「触らない」「再現しない」ことが重要です。
西条市で長引く右肩の痛みにお悩みの方へ|まずは正しい対処から
「痛みには立ち向かうべき」と思い込み、痛む動作をあえて行なってしまう方も多いのですが、
肩の炎症や損傷は、“痛みから逃げること”も回復への第一歩です。
以下のような日常動作も、ぜひ見直してみてください:
①荷物を右手で持つ/右肩にかける
②右側の腕を下にして寝る
③腕が「重だるい」状態の放置
③に関しては、場合によってはポケットに手を入れて腕を支えるだけでも楽になります。
また、三角巾やアームスリングを使って腕を安定させるのも有効です。
長引く右肩の痛みは放置せず、専門家にご相談ください
痛みが長引く背景には「過去のケガ」「腱の断裂」など、医学的な問題が隠れているケースもあります。
・四十肩・五十肩が数ヶ月以上続いている
・夜間の痛みが強くて眠れない
・痛みだけでなく“力が入らない”“動かない”感覚がある
こうした場合には、整形外科や整骨院などの専門機関への受診を早めにご検討ください。
当院でも、肩の痛みに特化した施術を行っており、院長である私が丁寧に対応いたします。
セルフケアだけでは不安な方、長引く痛みにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は「右肩が痛くて腕が上がらない方が気をつけて欲しいこと3選」についてお届けしました。
痛みを“避ける”ことは、“改善を進める”ことと認識してみてください。
あなたのその気づきが、今日からの回復への第一歩になるはずです。
当院の詳細について
※当院は完全予約制・自費診療専門の鍼灸整骨院です。
当院ホームページから、Q&A、患者さんからのお声などもご覧ください。
ご予約に関しましては、24時間ご利用可能なネット予約、またはお電話にてお問い合わせください。
ブログ、YouTube公式チャンネルによる健康情報も随時更新しています。
ぜひチャンネル登録をしていただき、ご覧ください。
※施術料金
初回:12,800円(税込)
2回目以降:9,800円(税込)
もっと当院について知りたい方は、当院ホームページをご覧ください。
特別にご許可をいただいた患者さんとのインタビュー動画もご紹介させていただいております。
(監修 柔道整復師 鍼灸師 石田将太郎)