なんとなく不調…それ熱中症かもしれません【愛媛県西条市|いしだ鍼灸整骨院|スタッフブログ(R7.7/7)】

◯はじめに

 

こんにちは!

いしだ鍼灸整骨院アシスタントスタッフの亀岡です。

 

ここ最近、

「なんとなく体がだるい」

「外に出ていないのに疲れが取れない」

患者さんからそんなお悩みを耳にすることが増えてきました。

 

強い日差しや高い気温の中で、知らず知らずのうちに体に負担がかかっていることも多く、

もしかするとそれは“熱中症のはじまり”かもしれません。

 

今回のブログでは、最近の患者さんのお悩み、院長から聞いたお話、

そして私自身が普段から意識している暑さ対策について、お話ししたいと思います。

 

あまり気にしていなかった“小さな変化”が、実はとても大切なサインかもしれません。

このブログが、夏を少しでも快適に乗り切るヒントになれば嬉しいです。

 

“なんだか調子が出ない”という方が増えています

 

最近、「なんだか体が重だるくて…」とか、「外に出ていないのに疲れが取れない」

「頭がぼーっとする感じがして」とお話しされる方が増えてきたように感じます。

 

とくにご年配の方や、家事やお仕事でお忙しい女性の方から、

こうした体調の変化を耳にすることが多くなりました。

 

先日、院長からも「軽い熱中症の方、気づいてないまま来られることがあるよ」と聞き、ハッとしました。

たしかに、外がすごく暑い日でも「家の中にいたから大丈夫」と思って過ごしていて、

でもなんだか調子が悪くて…とおっしゃる方が多いんです。

 

熱中症って、外で激しく動いてるときだけに起こるイメージがあるかもしれませんが、実はそうでもないんですね。

室内でも、風通しが悪かったり、湿度が高かったり、水分や塩分が足りていないと、

体が少しずつ熱をためこんでしまいます。

本人が気づかないうちに、体の中では熱中症のサインが出ていることもあるそうです。

 

患者さんの中には、「暑いのは昔から平気だから」とおっしゃる方もいますが、

年齢とともに体の反応が変わってきたり、暑さに強いと思っていた方ほど注意が必要になることもあると、

院長から聞きました。

 

だからこそ、少しでも「おかしいな」と思う感覚を、見逃さないでほしいなと思います。

“なんとなくしんどい”という体のサインは、無理をする前のブレーキ。

この季節は、がんばりすぎずに、まずはご自身の体を気にかけてあげてくださいね。

 

室内でも熱中症に?その原因は…

 

「熱中症って、暑い屋外で長時間過ごしたときになるものじゃないの?」

 

そう思われている方も多いかもしれません。実は私も、以前まではそう思っていました。

でも、最近では室内で熱中症になる方も増えているそうです。

 

ニュースを見ていても、ここ数年、屋外ではなく

「家の中で倒れていた」「エアコンを使っていたのに熱中症のような症状が出た」

というケースがとても増えているそうです。

とくに高齢の方や、もともと暑さに強いと思っている方に多いとのことでした。

 

たとえば、家にエアコンはあるけれど「もったいないから」「冷えすぎるのが苦手で…」と、

少ししかつけなかったり、夜は消して寝ていたり。←(私は切タイマーをセットして寝ていますが、

切れた途端に暑くて目が覚めます…)

 

また、「エアコンをつけているから大丈夫」と思っていても、実は湿度が高くて体の中に熱がこもっていた…

ということもあるそうです。

 

院長いわく、「温度だけじゃなく“湿度”も大切」なんだとか。

湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体の熱がうまく外に逃げてくれません。

その結果、体の中に熱がたまって、知らないうちに熱中症の症状が出てしまうことがあるのです。

 

実際、先日院内でエアコンのクリーニング作業が行われた際、しばらくの間エアコンを止めて、

扇風機と外の風だけで過ごした時間がありました。

普段は空調の効いた室内で過ごしているので、暑さをそれほど意識していなかったのですが、

その時は本当に驚くほど暑くて…

じっとしているだけでも汗がにじみ、気が気でなくなるほどでした。

 

「こんな環境で長時間過ごすのは想像以上にしんどいな」と感じましたし、

冷房があることのありがたさを改めて実感しました。

その中で、作業をしてくださっていた業者の方々は、汗をかきながらも黙々と丁寧に動かれていて、

本当にすごいなと感じました。

私たちが普段快適に過ごせているのは、こうした方々の支えがあるからこそだと、強く思いました。

 

この体験があってから、エアコンがあるから安心ではなく、

「エアコンが効いていても湿度が高かったり、水分が足りてなかったりすると熱中症になることもある」

という話に、より納得がいくようになりました。

 

また、水分だけでなく“塩分”も大切だと院長から教わりました。

汗と一緒に体の中の塩分も失われるので、お水やお茶だけをたくさん飲んでいても、

体内のバランスが崩れてしまうことがあるそうです。

 

私は普段から、麦茶や経口補水液、塩分補給のタブレットなどを用意して、

外出時や院内での業務中にもこまめに摂るように心がけています。

 

この時期は、室内でも「大丈夫」と思い込まずに、

・空調と湿度の管理

・こまめな水分+塩分の補給

・冷やしすぎない工夫

など、基本的なことを丁寧に続けていくことが、

熱中症予防の大きなポイントになると感じています。

 

私が実践している”暑さ対策”

 

毎日受付に立っていて、夏場は来院される患者さんの表情や動きが、

少しゆっくりになるなぁと感じることがあります。

私自身も、通勤時やちょっとした外出だけでぐったりすることがあり、

「どうやって乗り切ろうか…」と毎年のように考えています。

 

そんな中で私が心がけているのが、「冷やしすぎないこと」と「塩分も意識すること」です。

夏になるとエアコンを使う時間が増えますが、

院長から「冷房で体を冷やしすぎるのも、実は不調につながることがあるよ」と聞きました。

その言葉を聞いてからは、カーディガンを使ったり、首まわりを冷やしすぎないようにしたりと、

自分なりに気をつけています。

 

水分補給も、”のどが渇いてからでは遅い”とよく言われますが、ついつい後回しにしてしまうこともあります。

そこで私は、マイボトルに麦茶や塩分入りのタブレットを入れて持ち歩くようにしています。

特に長く外に出る予定のある日は、コンビニで経口補水液を買っておくと安心感があります。

最近は熱中症対策用の飲み物や飴が手軽に手に入るので、活用しやすくなりましたよね。

 

また、夏バテを防ぐために、食事でも少し工夫しています。

なるべく冷たいものばかりに偏らないよう、温かいお味噌汁やお茶を意識してとるようにしています。

院長からも「冷たいものばかりだと胃腸が弱って、自律神経が乱れやすくなるよ」と聞いたことがあり、

無理のない範囲で心がけています。

 

暑さは気づかないうちに体に負担をかけていることもあるので、無理をせず、

日々のちょっとした工夫で少しでも快適に過ごしていただけたら嬉しいです。

 

 

熱中症がきっかけで来院される方も

 

また、暑さが本格的になる頃から

「転んで腰を痛めた」

「急にめまいがして動けなくなった」

という方が増えてくる印象があります。

 

もちろん直接的な原因はさまざまですが、院長のお話では

「実はその背景に“熱中症の初期症状”があることも多い」とのことでした。

熱中症というと、

「頭がくらくらする」

「吐き気がする」

「意識がもうろうとする」

といった強い症状を思い浮かべがちですが、実際にはもっと軽い段階から始まっているそうです。

 

たとえば

「何となく体がだるい」

「集中できない」

「歩いていてふらつく」

といった、ちょっとした不調がきっかけでバランスを崩し、転倒や関節の痛みにまでつながってしまうことも。

最近では、腰や膝の痛みを訴えて来院された方が「思えば、あの日とても暑くて…」

と話されるケースも少なくありません。

 

暑さによって体の水分や塩分のバランスが崩れ、筋肉の働きや神経の伝達が鈍くなってしまうことで、

いつもなら何ともない動作が急に負担になってしまうのだそうです。

当院ではそうした症状に対して、施術を通して体のバランスを整えたり、

セルフケアの方法をお伝えしたりしています。

 

実際に、軽い段階で受診された方が「もっと早く来ればよかった」と安心された表情をされると

こちらまでホッとします。

無理をせず、我慢せず、お身体のことで気になることがあれば、当院までお気軽にご相談くださいね。

 

まとめ

 

今回は「熱中症」をテーマに、患者さんのお悩み、院長から聞いたお話、

自分なりの対策などを交えてご紹介させていただきました。

 

最近では、「体がだるい」「頭がぼーっとする」とお話をされる患者さんが増えています。

こうした”なんとなく不調”は実は熱中症の初期サインかもしれません。

特にご自身では気づきにくいケースも多く、院長からも

「軽い熱中症のまま来院される方がいる」と聞いて、私自身も意識するようになりました。

 

外だけでなく、室内で過ごしていても熱中症になることがあります。

エアコンを使っていても湿度が高かったり、風が通らなかったりすると、

体の熱がうまく逃げずにこもってしまうことがあるそうです。

 

また、水分だけでなく塩分の不足にも注意が必要で、知らないうちに体のバランスが崩れてしまうこともあると

院長から教わりました。

私自身の対策としては、冷えすぎないようにカーディガンを使ったり、

経口補水液や塩分補給のタブレットを持ち歩いたりしています。

冷たい飲み物ばかりに頼らず、食事や飲み物で体の中から整える工夫も意識しています。

大きなことでなくても、できることを少しずつ続けることが大切だと感じています。

 

さらに、熱中症がきっかけで、転倒や体の痛みにつながる方もいらっしゃいます。

ご本人は気づいていなくても、暑さによって筋肉や神経が一時的に働きにくくなっていた、

という場合もあるそうです。

「ただの疲れ」や「歳のせいかな」で終わらせず、早めに気づき、早めにケアすることが体を守る第一歩です。

このブログが、ご自身の体調を見つめ直すきっかけになれば嬉しいです。

お身体のことで気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談くださいね。

今年の夏も乗り切りましょう。

 

 

 

 

 

 

(いしだ鍼灸整骨院 アシスタントスタッフ 亀岡みゆき)

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